美化薬膳

食べて美しくなれる!

そんなお得な薬膳料理をご紹介いたします

 

 

 

11月13日(火) 美化薬膳331

 

今日は豆腐のめんつゆ煮です。

今日は寒いので薄めためんつゆに人参やしいたけ、ごぼう、生姜など冷蔵庫に余っている野菜を入れて、豆腐と一緒にコトコト煮ました!生姜がきいていて美味しい✨生姜はカラダを温めます。お腹が冷える方、風邪のひき始めなどに。冬は特に常備しておきたい食材ですね✨

 

瀧 直実

 

 

 

11月12日(月) 美化薬膳330

 

今日はキャベツとサバの水煮の煮物です。

私の田舎の山形ではいろいろなものにサバの水煮を合わせて煮たり、めんつゆに入れて素麺を食べたりするので、我が家では絶対に切らすことなくサバの水煮缶があります。最近サバの水煮缶が流行っているらしく、売り場の棚が空になっていることもあります。サバは気血を補い疲労回復や老化防止など様々な効果が期待できる魚です。缶詰なら気軽に手も汚れず、包丁も使わずにお料理できるので本当に便利ですよ。是非どうぞ😊

 

瀧 直実

 

 

 

11月11日(日) 美化薬膳329

 

今日は干し鱈のスープです。

韓国料理を食べる時はいつもコムタンスープを注文するのですが、その日は売り切れていて干し鱈のスープ(プゴクスープ)を注文しました。初めて食べたのですが本当に美味しくて、一気に飲み干してしまいました😊早速ネットで干し鱈を買って作ってみました。鱈は血の巡りを良くしたり血を補ったり、女性にはとても良い魚です🐟干し鱈は美肌効果が高いとのことなので、たくさん食べよう♬と思っています。

 

瀧 直実

 

 

 

11月10日(土) 美化薬膳328

 

今日は牡蠣とほうれん草の豆乳スープです。

どんな体質の方でもおススメのスーパーフードの牡蠣✨海のミルクと呼ばれているのは皆さんご存知だと思います。栄養価が高く亜鉛や鉄をはじめ、カルシウム、マグネシウムなどカラダに必要なミネラル豊富な食材で、薬膳でもカラダに必要な潤いと血を補います。今日はカラダを潤す豆乳と血を補うほうれん草と合わせています✨✨

 

瀧 直実

 

 

 

11月9日(金) 美化薬膳327

 

今日はカリフラワーのゴマ味噌マヨネーズ和えです。

カリフラワーはキャベツやブロッコリーと同じアブラナ科の野菜です。私はブロッコリーより好きで、お店で見かけると必ず買ってしまいます。クセがないのでどんな味付けでも美味しいのですが、今日は白ごま、コチュジャン、味噌、マヨネーズで和えました。カリフラワーは疲労回復やお腹の弱い方の消化不良などの他に美肌効果も期待できます。

 

瀧 直実

 

 

 

11月8日(木) 美化薬膳326

 

今日はスペアリブと冬瓜の煮込みをご紹介します。

冬瓜の旬は夏ですが、傷をつけずに保管すると冬まで食べられるということで冬瓜というそうです。冬瓜は利尿効果がとても高いので、むくみに悩まされている方は本当に効果がありますよ。皮は冬瓜皮(とうがんひ)という利尿効果のある漢方薬の材料です。

 

瀧 直実

 

 

 

11月7日(水) 美化薬膳325

 

今日はじゃがいもとベーコン、チーズのガレットです。

お好み焼きにも見えますが💦じゃがいもの千切りをたっぷり使っています。水にはさらさないのがポイントです。あとは少しだけみじん切りにしたベーコンと、とろけるチーズ、粉チーズを入れて焼くだけです。蓋をしてじっくり火を通すのも、じゃがいもの美味しさを引き出すポイントです。薬膳の効能は、じゃがいもは胃と大腸に帰経して腸の冷えや便秘に効果があります。胃腸の調子を整えるので結果的に気を補うことにもつながります。

 

上村 佳子

 

 

 

11月6日(火) 美化薬膳324

 

今日はブロッコリーの自家製クルミ味噌和えです。

最近クルミ味噌にはまって、ちょいちょい作っています。自家製クルミ味噌は、甘さを調節できるし冬野菜の味付けに重宝します。クルミ、ブロッコリーは薬膳では腎の働きを高めるので、老化防止やアンチエイジング食材です。この組み合わせのお料理は、美味しくて大好きです✨

 

上村 佳子

 

 

 

11月5日(月) 美化薬膳323

 

今日はレンコンとレモンのりんご酢マリネです。

先日のごぼう同様、レンコンもカラダを冷やしますが、加熱すると緩和されるので、焼いてからマリネにしています。今日は乾燥対策!食べて潤いをもたらす食材です。レンコンには乾燥で影響を受ける肺を潤す作用があり、レモンとりんご酢の甘酸っぱい味も津液を生み出し、カラダに潤いをもたらします。

 

上村 佳子

 

 

 

11月4日(日) 美化薬膳322

 

今日は里芋とベーコン煮ローズマリー風味です。

このお料理はじゃがいもでも美味しいのですが、里芋でもとても美味しいです。里芋は胃腸の調子が悪く食欲不振になったり、便秘や下痢などの症状に適応します。ローズマリーにも胃腸の調子を整える効果があります。

 

上村 佳子

 

 

 

11月3日(土) 美化薬膳321

 

今日は長ネギたっぷり餃子です。

餃子は我が家の大好物。我が家の餃子は季節でパクチーがたくさん、大葉がたくさんなど具材を変えています。今日は長ネギたくさん!写真ではただの餃子ですが、具材には長ネギがたっぷり2本、キャベツ、しいたけが入っています。ネギはカラダを温める食材。そしてこれからの時期、悪寒でゾクゾクする風邪にも効果があります。ゾクゾク風邪は初期症状の時にしっかりカラダを温めることが大切です。温める食材のネギやニラ、生姜などで風邪の悪化を防ぎましょう。

 

上村 佳子

 

 

 

11月2日(金) 美化薬膳320

 

今日はごぼうのナムルです。

根菜類が食べたくなる時期ですが、ごぼうはカラダの熱をとる作用があり少し冷やします。そこで温める作用が強いにんにくのすりおろし、赤唐辛子が入るナムルにしてバランスをとりました。ごぼうは食物繊維が豊富なので、便秘改善はよく知られるところですが、薬膳では口喝、口や舌の粘りなどにも適応します。老化⁉からか、最近私もドライマウスが気になるので、積極的にごぼうを食べようと思います。

 

上村 佳子

 

 

 

11月1日(木) 美化薬膳319

 

今日はアボカドとハムのチーズ焼きです。

大きいアボカドが手に入ったので、ハムと合わせてチーズをのせて焼きました。アボカドは脾と肝に帰経して便秘改善、疲労倦怠感、肝機能低下に適応します。アボカドはメキシコや南アフリカなど、熱帯、亜熱帯地域で育ちますから、性質としては食べるとカラダを冷やします。これからの時期はグラタンに入れたり、チーズ焼きなど温めて食べるといいですね!

 

上村 佳子

 

 

 

10月31日(水) 美化薬膳318

 

今日はハロウィンですね🎃

 

 

特に関係ありませんが💦今日は黒豆茶をご紹介します。

北海道産の黒豆が安かったので二袋ゲット!フライパンで乾煎りしてから水を入れて、15分くらいコトコト火にかけると美味しい黒豆茶のできあがりです✨黒豆はアントシアニンやサポニンなど抗酸化作用の豊富な成分がたくさん含まれています。どんな方にもおススメで足腰の痛み、むくみ、疲労回復などに効果があり、毎日食べていただきたい食材です。黒豆茶は咳にも効果があるので、これからの季節には欠かせませんね。

 

瀧 直実

 

 

 

10月30日(火) 美化薬膳317

 

今日はいろいろキノコのバルサミコ酢炒めです。

しめじ、しいたけ、エリンギ、舞茸、ブラウンマッシュルーム。今回はこのキノコを使いましたが、キノコは本当に種類が豊富ですよね。しめじと舞茸は肌荒れなどに効き、美肌効果があります。エリンギは空咳に効果があるので秋の乾燥対策に!しいたけ、舞茸、マッシュルームは、疲労倦怠感、食欲不振、消化不良などに効果があります。カラダに足りないものを補う力が強いキノコ類。常備していろいろなお料理にちょい足しするといいですね。

 

上村 佳子

 

 

 

10月29日(月) 美化薬膳316

 

今日は麦ごはんをご紹介します。

大麦は古代からある穀物で、麦茶やビール、味噌や醤油に加工されたり、押し麦やもち麦などとして私達にはとても身近な食材です。薬膳では胃腸の気を補い、カラダの余分な熱を冷ますとされています。水溶性食物繊維βグルカンが豊富なので便通もよくしてくれます。もちもち感が好きな方はもち麦がおススメですが、今日は素朴な味わいの押し麦を選びました。

 

瀧 直実

 

 

 

10月28日(日) 美化薬膳315

 

今日はワカメとブロッコリーのスープです。

ワカメはカラダにこもった余分な熱を冷ましたり、しこりをやわらかくする食材です。食物繊維も豊富なので便秘の方にもおススメです。今日はにんにくとごま油で韓国風に仕上げました。

 

瀧 直実

 

 

 

10月27日(土) 美化薬膳314

 

今日は黒大豆の枝豆のご紹介です。

毎年10月になると送っていただく丹波の黒大豆枝豆。大粒で甘みがあり、とにかく後引く美味しさです。黒大豆の枝豆は、成熟途中の若い豆の段階ですが、薬膳でも成熟した乾燥黒大豆は煮豆はもちろん、炒ったものを食薬として薬茶や黒豆ご飯などによく活用します。効能は血をカラダに巡らせるので瘀血対策、利尿効果でむくみをとり、アントシアニンが豊富なこと、老化と関係する腎に帰経しているのでアンチエイジング食薬としても効果があります。そんな黒大豆の今しか食べられない枝豆を堪能しました!

 

上村 佳子

 

 

 

10月26日(金) 美化薬膳313

 

今日はです。

10月26日は『柿の日』。皆さんご存知でしたか?俳人の正岡子規が明治28年10月26日から旅行した奈良で「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」を詠んだそうです。

柿のオレンジ色を見ると秋だなぁと感じます。私はカリッとしている方が好きですが、皆さんはどうですか?柿は咳や喉の渇きなどに効果があり、風邪予防や二日酔いにも良いとされています。柿は葉っぱもヘタも漢方薬なんですよ。

 

瀧 直実

 

 

 

 

10月25日(木) 美化薬膳312

 

今日はナッツです。

ミックスナッツの袋の中を出してみると、アーモンドとカシューナッツが多く、マカデミアナッツは3個しか入っていませんでした😢ナッツ類は調理不要で食物繊維が摂れ、ビタミンB群やビタミンEも豊富な優秀な食材です!薬膳でもナッツ類は腸を潤し、便通を良くすると言われています。エイジングケアのためにも朝食やおやつに取り入れてみてください。

 

瀧 直実

 

 

 

10月24日(水) 美化薬膳311

 

今日はトンテキです。

三重県四日市の名物だというトンテキは、にんにくのパンチの効いた甘辛のタレで味付けしたお料理です。豚肉はカラダに潤いを与えるので、秋に欠かせない食材です。今日はガッツリかぶりついて食べたい気分です😊

 

瀧 直実

 

 

 

10月23日(火) 美化薬膳310

 

今日は鶏手羽とレンコンの豆乳味噌スープです。

乾燥しやすいこの時期は、鼻や喉、肌や髪の毛などカラダの色々な部分のトラブルがでやすくなります。コラーゲン豊富な鶏手羽と、カラダを潤す効果のある豆乳やレンコンを合わせて味噌で味付けしました。カラダの中から潤い温まります。そして心も温まるスープです。

 

瀧 直実

 

 

 

10月22日(月) 美化薬膳309

 

今日は大根飴(はちみつ大根)です。

大根をはちみつに漬けるだけで喉の薬ができます。薬を飲めない妊婦さんでも大丈夫な大根飴は、咳や痰、喉の痛みなどに効果があります。大根から水分が出てくるので、そのまま飲んでもよし!お湯で割って生姜などを加えてもよし!です。これからのシーズン、何度も作ろうと思います。

 

瀧 直実

 

 

10月21日(日) 美化薬膳308

 

今日は梨のデザートです。

秋のおすすめ食材の梨✨梨は乾燥からくる咳や痰を鎮めたり、口の渇きを癒したりします。水分たっぷりの梨にクリームチーズを乗せて、はちみつとレモン汁で作ったソースをかけました。甘酸っぱい味は潤いを生み出すので、この組み合わせは秋のデザートにピッタリです✨

 

瀧 直実

 

 

 

10月20日(土) 美化薬膳307

 

今日は牛ヒレステーキです。

一ヶ月以上胃腸の調子が悪く、牛肉などを食べる気力がなかったのですが、やっと食欲が戻ってきて無性に牛肉が食べたくなりました。牛肉は消化機能を補い、それに伴い気血も生み出すので滋養強壮になります。また腰や膝などが何となく重い症状や、疼痛にも効き目があります。今の私は立ちっぱなしの仕事なので腰、膝は常にだるい感じがしています。牛肉は今の私にピッタリの食材です。

 

上村 佳子

 

 

 

10月19日(金) 美化薬膳306

 

今日は白、黒きくらげのサラダです。

日本ではあまり馴染みのない白きくらげですが、植物性コラーゲンが豊富で肌をしっとりさせる働きがあります。空咳などの呼吸器トラブルにも効果があります。今日は黒きくらげも入れ、きゅうりとツナを合わせています。黒きくらげも血の巡りを良くしたりと、どちらも女性の強い味方です✨

 

瀧 直実

 

 

 

10月18日(木) 美化薬膳305

 

今日は豚肩ロース肉のココナッツミルク煮込みです。

写真を見ると、お寺の庭石みたいですが(笑)本当に柔らかくて美味しいんですよ。アジアン料理のイメージが強いココナッツミルクですが、生クリームのような使い方ができるので使い道がたくさんあります。ココナッツミルクは抗酸化作用のあるビタミンCやビタミンE、むくみの改善に必要なカリウムなどが豊富で女性の強い味方です✨

 

瀧 直実

 

 

10月17日(水) 美化薬膳304

 

今日は秋の実りの黒酢バターソテーのご紹介です。

近頃、朝晩の気温も下がり、すっかり秋らしくなってきました。秋は美味しいものがたくさんあり幸せです✨今日は色々なきのこと甘栗をバターで炒め、黒酢と醤油で味付けしました。きのこ類はコラーゲンの働きを助けるパントテン酸が豊富です。空気の乾燥する秋は肌も乾燥しやすくなります。コラーゲンが増えれば、お肌も乾燥しにくくなるので、きのこを常備菜にしてみてはいかがでしょうか?

 

瀧 直実

 

 

 

10月16日(火) 美化薬膳303

 

今日は牡蠣フライです。

牡蠣は腎の機能を高める食材で、のぼせやむくみ、めまいなどの改善に効果があります。また精神を落ち着かせ、イライラや不安などにも効果があると言われる優秀な食材です。牡蠣の中で真牡蠣はこれから旬を迎えます。寒くなる季節に美味しい旬の牡蠣をたくさん食べて、エイジングケアしませんか。

 

瀧 直実

 

 

 

10月15日(月) 美化薬膳302

 

今日は牛肉と野菜のレンジ蒸しです。

酷暑と呼ばれた今年の夏。ようやく秋めいてきましたが、10月になっても暑い日が続きましたね。こんな時はしっかり食べて体力をつけたいので、今日は牛肉にしました!牛肉は体力回復、増強、貧血予防などの効果があり元気になる食材です。しっかり食べて早く寝て、エネルギーチャージしましょう♬

 

瀧 直実

 

 

 

10月14日(日) 美化薬膳301

 

今日は焼きアスパラのごま味噌マヨネーズ和えです。

この時期はアスパラの旬ではありませんが、北海道のアスパラガスのように太くて柔らかい甘みのあるオーストラリア産のアスパラガスを見かけると、ついつい買ってしまいます。アスパラガスは肺や脾に帰経し、カラダの熱をとり潤いを生み出します。また疲労回復につながるアスパラギン酸を含み、新陳代謝を活発にします。

 

上村 佳子

 

 

 

10月13日(土) 美化薬膳300

 

今日は大根とハムのフレンチドレッシング和えです。

大根は肺や胃によく、喉を潤したり痰をとります。空気が乾燥しやすい秋にはピッタリの食材です。アミラーゼという酵素を含んでいるので、消化不良などにも効果的です。大根は塩もみしてからドレッシングと合わせると、しんなりしてたくさん食べられます。

 

瀧 直実

 

 

 

10月12日(金) 美化薬膳299

 

今日はピーマンの醤油炒めです。

お友達のお友達が家庭菜園で作ったという新鮮なピーマンを頂きました。軽くごま油で炒めて醤油で味付けしました。本当に美味しいんです。このレシピ♬

ピーマンは気の巡りを改善してイライラを解消します。

 

瀧 直実

 

 

 

10月11日(木) 美化薬膳298

 

今日は鶏ささみとザーサイと水菜の中華和えです。

薬膳では水菜はカラダの余分な熱を冷ます食材と考えられています。ビタミンCを多く含むので、肌荒れや風邪予防など、これからの季節にはたっぷり食べたい食材です。実は私は水菜があまり好きではなかったのですが、最近美味しいなぁと思うようになりました😊

 

瀧 直実

 

 

 

10月10日(水) 美化薬膳297

 

今日は秋鮭を使ったメニュー第2弾、秋鮭としめじご飯です。

秋鮭の効能は前にもご紹介しているので、今回はしめじについてお話しします。秋の味覚では、きのこ類も忘れてはいけません。しめじには補血、通便作用があり、貧血や便秘、肌荒れに効果があります。秋の乾燥やカラダに潤いを与える血の不足で、便秘気味、皮膚の乾燥が気になる方は、しめじを取り入れてみてください。このご飯は生鮭に塩と酒をふり、余分な水分や臭みをとり、グリルで表面を焼いて白米と一緒に炊き込みます。しめじは別鍋で調味し、水分を飛ばしてから、炊き込んだご飯に混ぜ込みます。

 

上村 佳子

 

 

 

10月9日(火) 美化薬膳296

 

今日は秋鮭のバター醤油焼きです。

生鮭が美味しい季節です。鮭はカラダを温めて、帰経は脾に働きかけます。消化不良や腹部膨満感、むくみ、カラダが痩せてしまった時など、消化機能に関わる体調不良に効果があります。私も最近、胃腸障害で半月ほどお粥、うどんの日々でした。やっと食事がとれるようになり、胃腸の大切さを実感しました。ほうれん草は血を補い、バターは五臓、気血を補います。そしてカラダに潤いを与えます。食欲の秋に元気を取り戻したいと思います。

 

上村 佳子

 

 

 

10月8日(月) 美化薬膳295

 

今日はのお話しです🌰

山形から大きな栗が届きました!私は茹でた栗が一番好きです!栗を見ると秋だなぁと思います。

中医学では五臓を補う果物がそれぞれあります。肝はすもも、心はあんず、脾はなつめ、肺は桃、腎は栗。これを五果(ごか)といいます。栗は老化などに関わりのある腎を補うので、足腰のだるさやしびれ、疲れなどに効果があります。アンチエイジングにピッタリの食材です☆彡

 

瀧 直実

 

 

 

10月7日(日) 美化薬膳294

 

今日はなつめのお話しです。

よく皆さんに「なつめ」と「ナツメヤシ(デーツ)」は同じですか?と聞かれますが、名前は似ていますが全く違うものです。なつめはクロウメモドキ科ナツメ属の落葉樹の実です。生はりんごのような味で中国や韓国ではよく食べられています。主にドライのなつめを使います。なつめは気血を補うので私達女性には嬉しい食材です。大きく軟らかいものなら、そのまま食べられますが、小さくて硬いものは、お茶やスープ、薬酒などに使います。ナツメヤシはヤシ科の植物で、甘い味は干し柿に似ていると言われています。薬膳ではあまり使わないのですが、亜鉛や鉄分なども含まれている美味しい実です。

 

瀧 直実

 

 

 

10月6日(土) 美化薬膳293

 

今日はれんこんと豚肉の炒め煮です。

秋は爽やかで過ごしやすい季節ですが、爽やかの正体はなんと!乾燥なのです。乾燥は喉や鼻、肌や大腸までカラダの様々な場所にあらわれます。怖いですね😢れんこんには乾燥などにより熱を帯びた肺を潤す効能があります。今日は同じ潤す効果のある豚肉と合わせて、ダブルで乾燥に負けないようにしました。

 

瀧 直実

 

 

 

10月5日(金) 美化薬膳292

 

今日は山芋の甘酢漬けです。

このレシピは秋の薬膳講習の際に生徒さんが教えてくれたものです。山芋は肺を潤し、咳や痰などをおさえる効果があると言われています。甘酸っぱいものは想像するだけで唾液がでますよね😊

甘酢などは潤いを生み出しやすい味なので、この2つを組み合わせたレシピは味も効能も最高です☆彡

 

瀧 直実

 

 

 

10月4日(木) 美化薬膳291

 

今日はツナとレタス、しめじ炒めのすだち添えです。

秋の乾燥が気になる時期になってきました。乾燥はカラダの津液が不足するため、便秘や皮膚の乾燥や空咳になりがちです。レタスやしめじには通便作用があるので、便秘には効果的です。レタスはカラダを冷やすので、この時期は炒めて食べることをおススメします。すだちやかぼすは乾燥のダメージを受けやすい肺を潤す潤肺作用があるので、炒めものや焼き魚、湯豆腐などにかけて召し上がってみてください。

 

上村 佳子

 

 

 

10月3日(水) 美化薬膳290

 

今日は鶏肉と白ネギの照り焼きです。

まずはネギの効能をおさらいです。ネギは秋に養生が必要な肺に帰経しているので、積極的に食べて欲しい食材です。またカラダを温める性質もあり、さらに悪寒を取り除くので、ゾクゾク風邪かな?と思った時はネギを取り入れましょう。よく風邪の引き始めにネギ湯を飲みなさい、と祖母や母に言われていましたが、薬膳の観点からもなるほど!と合点がいきました。

 

上村 佳子

 

 

 

10月2日(火) 美化薬膳289

 

今日はチキンのココナッツ煮込みです。

鶏肉をココナッツミルクで煮込みました。味の決め手はナンプラーです。鶏肉は胃腸の気を補うので、食欲不振、胃腸の虚弱や倦怠感などに効果があります。タンパク質も豊富なので、夏の疲れがある方は積極的に食べていただきたいです。

 

瀧 直実

 

 

 

10月1日(月) 美化薬膳288

 

今日はクコ入り青椒肉絲です。

薬膳料理といえば、クコやなつめをイメージする方はとても多いです。ただ、そのクコを買ったはよいが、そのまま食べたり、お茶に入れることぐらいしか思いつかないとよく言われます。そこで今日は家庭でも登場しやすい中華料理、青椒肉絲に加えてみました。クコはコクのある味付けの炒めものに合います。甘みと酸味が、味のちょっとした変化を楽しめて、また彩りのアクセントにもなります。クコは秋の乾燥時期には、肺を潤して空咳など咳を止める効果もあります。

 

上村 佳子

 

 

 

9月30日(日) 美化薬膳287

 

今日は汁ビーフンのご紹介です。

ビーフンは中国や台湾、日本などでよく食べられるお米の麺です。お米は胃腸の気を補い、食欲不振やすぐ疲れる方などにおススメです。汁ビーフンにして野菜やお肉も一緒に摂れば、一品でも満足しますよ。

 

瀧 直実

 

 

 

9月29日(土) 美化薬膳286

 

今日はタラの野菜黒酢あんかけです。

朝晩涼しくなり夏の疲れを感じる秋バテの人がいると、先日テレビで目にしました。私も胃腸の調子も悪く倦怠感があるので、タラを使ったお料理を作りました。タラは気血を補い体力回復に効果があり、脾胃虚弱時も食べやすい食材です。野菜には千切りにした人参、玉葱、じゃがいも、いんげん、白菜を使い、脾胃の働きを良くし血を補うしめじも加えました。黒酢はアミノ酸が豊富で、疲労回復や持久力アップにも役立ちます。秋バテに負けないためにも食生活は大事にしたいですね。

 

上村 佳子

 

 

 

9月28日(金) 美化薬膳285

 

今日はツルムラサキのチョレギ風です。

ツルムラサキは茹でるとぬめりが出て独特の香りもあります。βカロテン、カルシウムやマグネシウム、ビタミンCなど、ほうれん草よりも栄養価が高い緑黄色野菜です。薬膳では心、肝、脾、大腸、小腸とカラダの多くに働きかけます。腸の動きを滑らかにして、通便作用があるので便秘に適応します。他にも血を巡らせる作用もあります。今日はチョレギ風に。ごま油の香りでツルムラサキの独特の香りも和らぎます。

 

上村 佳子

 

 

 

9月27日(木) 美化薬膳284

 

今日は太刀魚のバター醤油ソースをご紹介します。

太刀魚の旬は7月~10月、夏から秋にかけて出回ります。白身の魚なので淡白な味わいかと思いきや、大トロ並みの脂質があるようです。LDLコレステロールを低下させるオレイン酸、血液サラサラ効果、脳の働きを高めるDHA、EPAが豊富な魚です。薬膳では胃に働きかけ、胃の不調を改善して食欲を増進させます。胃の膨満感やゲップ、しゃっくりなどが出る時にも適応します。また一緒に添えたスダチも食欲不振、疲労倦怠感、嘔吐などに適応し、消化機能の不調に効果があります。

 

上村 佳子

 

 

 

9月26日(水) 美化薬膳283

 

今日はカボチャのチーズ入りお焼きのご紹介です。

中国では夏の終わりを長夏(ちょうか)と呼び胃腸を補う季節です。この時期、カボチャなどの甘味の食材は弱った気を補い、胃腸を健やかにするのでおススメです。少し現代風にチーズ入りのお焼きにしました。茹でたカボチャと片栗粉を混ぜるだけなので、じゃがいもやさつま芋でも作ってみたいです。

 

瀧 直実

 

 

 

9月25日(火) 美化薬膳282

 

今日はじゃがいもとみょうが、豚肉の煮物です。

以前にじゃがいもとみょうがのお味噌汁をご紹介したので、この素晴らしいコンビのことはご存知かと思います😊じゃがいももみょうがも胃腸に効果があり、爽やかなみょうがは気の流れも良くしてくれます。煮て食べるみょうが!美味しいですよ~

 

瀧 直実

 

 

 

9月24日(月) 美化薬膳281

 

今日は焼肉です。

牛肉の薬膳効果は気血を補い強壮効果があることです。牛肉などのタンパク質は、カラダにとってはとても重要な栄養素で、血液、皮膚、内臓などを作るのに欠かせません。野菜と一緒にモリモリ食べてください。

 

瀧 直実

 

 

 

9月23日(日) 美化薬膳280

 

今日はぶどうです。

ここ数年、皮ごと食べられるぶどうが増えたので、つい食べ過ぎてしまいます。ぶどうは気血を補うので、夏が終わり疲れたカラダには良い果物です。最近は糖度が高いので食べ過ぎを防止するために、食後のデザートとしていただくといいですね。

 

瀧 直実

 

 

 

9月22日(土) 美化薬膳279

 

今日は鶏肉入りのフォーです。

フォーはベトナム料理の米粉で作った平麺のことです。お米は弱ったカラダを補って、食欲不振などにも効果があります。私達日本人のソウルフードです。たまにはお米の形を変えて米粉麺を食べてみてください。パクチーが苦手な方は、葱や三つ葉でも美味しいです。

 

瀧 直実

 

 

 

9月21日(金) 美化薬膳278

 

今日は豆苗のにんにく炒めです。

家計に優しい食材、豆苗☆彡

にんにくはスタミナ食材の代表として世界中で使われています。薬膳では気血の巡りを良くしてカラダを温める効能があります。本格的な秋に向けて、気血を巡らせ元気に過ごしましょう。

 

瀧 直実

 

 

 

9月20日(木) 美化薬膳277

 

今日はポテトサラダです。

じゃがいもを茹でたのに肝心の具材がない😢そこで残り物のチャーシューと万能ネギで作りました。でも味はgood!!

じゃがいもは気を補い胃腸の働きを良くします。夏に冷たいものをたくさん食べたり飲んだりした胃腸は疲れ気味です。そんな時にじゃがいも!おススメですよ😊

 

瀧 直実

 

 

 

9月19日(水) 美化薬膳276

 

今日は油揚げのしらすピザです。

以前にも油揚げピザをご紹介していますが、今日はしらすとチーズだけのシンプルな具材にしました。しらすはカルシウムやビタミンDなどが豊富で、骨や爪などにもとても良い食材です。小さいけれど頼りになるヤツです☆彡

 

瀧 直実

 

 

 

9月18日(火) 美化薬膳275

 

今日はほうれん草と人参の白和えです。

先日ご紹介した豆腐ときな粉のデザートを作った時に、この味は白和えにも使えると思い作ってみました。ほうれん草と人参は血を補う食材です。夏の疲れにどうぞ😊

 

瀧 直実  

 

 

 

9月17日(月) 美化薬膳274

 

今日は海苔巻きチキンです。

鶏肉をマヨネーズと塩で味付けして、海苔で巻いて片栗粉をまぶして揚げたものです。鶏肉は体力が落ちたりすぐ疲れるなど、暑かった夏の疲れがどっと出るこの時期は、気を補う効果もあるので食べたい食材です。

 

瀧 直実

 

 

 

9月16日(日) 美化薬膳273

 

今日はさつま芋と龍眼肉(りゅうがんにく)のはちみつレモン煮のご紹介です。

9月になっても蒸し暑かったりとまだまだ残暑のこの時期、カラダにこもった熱を冷ますことも必要ですが、五臓では夏のダメージを受けた心や脾も養生して、気血を補うことが大切です。さつま芋は脾の調子を整えて気血を補い、カラダに必要なエネルギーを補います。龍眼肉はライチに似た果肉ですが、心と脾に働きかけ血を補って動悸や不眠、健忘、食欲不振などに適応します。なんとなくカラダがだるく感じる方は、気血を補う食材を食べて元気アップをしてくださいね。美化薬膳では気血を補うお料理をいろいろご紹介しています。たまには以前の美化薬膳もご覧くださいね。

 

上村 佳子

 

 

 

9月15日(土) 美化薬膳272

 

今日は豆腐ハンバーグです。

最近、市販の豆腐で味噌豆腐、塩豆腐という適度に水気が切れ、塩味が付いた豆腐をよく買います。これを使えば豆腐ハンバーグも手軽にできます。豆腐は熱を取り除き、津液を生み出す食材でしたね。今の時期、夏に汗をたくさんかいて津液も不足しがち。またこれから秋に向かい乾燥する季節、潤い不足は大敵です。カラダにこもった熱を取り除くのも津液が熱を持っていると、痰となり秋に空咳が出るようになってしまうこともあります。冷奴や豆腐サラダなら手軽に取り入れられます。この時期は積極的にお豆腐も食べてください。

 

上村 佳子

 

 

 

9月14日(金) 美化薬膳271

 

今日はサンマご飯です。

今年のサンマは豊漁のようで価格も落ちついているので、ついつい買ってしまいます。塩焼き、刺身も美味しいのですがサンマご飯もよく作ります。先日のセミナーでもご紹介しました。サンマは血を補い、また湿を取り除く作用もあります。まだ湿度が高いこの時期、旬のサンマを食べてパワー不足を解消しましょう。

作り方はワタを取り除き、塩焼きしてから生姜をたくさん入れて炊き込みます。

 

上村 佳子

 

 

 

9月13日(木) 美化薬膳270

 

今日はグレープフルーツ緑茶です。

このお茶は薬膳茶の講習の際に、生徒さんがイライラしたり、ほっと一息つきたい時に飲んでいるお茶ということで教えて頂き、今では私も大好きなお茶です。グレープフルーツは香りが良いので気の巡りを良くし、緑茶はカラダの余分な熱を冷まします。イライラした時などにはピッタリのお茶です。薬膳を長く勉強されている方なので、こんな美味しいお茶を作れたんですね☆彡ちなみに温かいお茶です。

 

瀧 直実

 

 

 

9月12日(水) 美化薬膳269

 

今日はずんだ餅です。

枝豆をつぶして作るずんだは私の大好物で、すり鉢で作っている間に味見で半分減ってしまいました(笑)

枝豆は疲労回復の効果があるので、夏の終わりのこの季節には特におススメです。山形では蒸した茄子の上にかけたずんだ茄子もあるんですよ。

 

瀧 直実

 

 

 

9月11日(火) 美化薬膳268

 

今日は豆腐ときな粉のデザート♬です。

生徒さんに頂いたきな粉がとても美味しかったので、お豆腐と砂糖ときな粉を混ぜてデザートにしました。豆腐もきな粉も大豆なので、とても美味しいデザートになります。大豆はタンパク質やビタミンB群が豊富なうえに、薬膳では胃腸に良いので夏の疲れが出やすいこの季節にはピッタリです。甘いものでほっこりしませんか?

 

瀧 直実

 

 

 

9月10日(月) 美化薬膳267

 

今日は甘栗入りチーズダッカルビをご紹介します。

新大久保で食べたチーズダッカルビは、さつま芋が入っていましたが、私は甘栗を入れてみました。栗や鶏肉は気血を補い胃腸を丈夫にします。チーズはカラダに必要な潤いを補うので、夏の終わりに良いメニューです。新大久保より少し和風テイストにできあがりました😊

 

瀧 直実

 

 

 

9月9日(日) 美化薬膳266

 

今日はれんこんと豚肉のきんぴらのご紹介です。

夏の紫外線や汗のかきすぎなどはカラダに色々なダメージを与えます。血の不足などからの眼の疲れや充血などもこの時期は出やすくなります。れんこんはこれらの症状にピッタリな食材です。新れんこんがスーパーに並び始めましたので是非作ってみてください。

 

瀧 直実

 

 

 

9月8日(土) 美化薬膳265

 

今日はれんこんの薄切りソテーです。

この芸術的な形にはいつも感動します。夏にたくさんの紫外線を浴びたので、ビタミンCがとても豊富なれんこんは、夏の終わりには意識して食べたい食材です。薄くスライスしたれんこんは何枚でも食べられますよ。

 

瀧 直実

 

 

 

9月7日(金) 美化薬膳264

 

今日はきゅうりと豚肉の香味炒めです。

きゅうりに火を通す?と思う方もいらっしゃると思いますが、これがまた美味☆彡なんです。教室でも生徒さんに意外な美味しさが人気のメニューです!

カラダの熱を冷ますきゅうりと豚肉ですが、にんにくや生姜を合わせることで、冷やしすぎないお料理になります。

 

瀧 直実

 

 

 

9月6日(木) 美化薬膳263

 

今日は野菜のコンソメ煮です。

夏の疲れがそろそろ出始める時期になりました。

じゃがいも、人参、きのこ、ブロッコリーなどの野菜は甘味に分類されます。甘味は疲れや緊張を和らげる働きがあります。少し涼しい日にこんなメニューはいかがですか?

 

瀧 直実

 

 

 

9月5日(水) 美化薬膳262

 

今日はパプリカのおかか和えです。

薬膳では夏は血を補ったり巡らせる働きのある、赤い食べ物がおススメです。スイカ、トマト、パプリカ、ナツメ、クコの実、レバー、お肉などです。パプリカのかわいらしい赤の力をいただきましょう♬

 

瀧 直実

 

 

 

9月4日(火) 美化薬膳261

 

今日はしそ巻き味噌をご紹介します。

味噌にくるみや砂糖を混ぜ大葉で巻き、油で揚げたものです。これは実家の庭先の大量の大葉で母が作ったものです。

大葉はカラダを温め、胃腸の働きを改善してくれます。味噌も消化不良などの方に良いので、お家でたくさん大葉が採れる方は是非お試しください。ご飯にピッタリですよ!

 

瀧 直実

 

 

 

9月3日(月) 美化薬膳260

 

今日は鶏レバーの生姜煮です。

既に老眼が始まっていますが、スマホの使い過ぎや疲れた時は老眼がひどくなります。日頃からレバーを食べて養生しています。レバーには養血明目(ようけつめいもく)という効能があり、目と関係する肝に血を蓄え目の不調を改善します。加齢に伴うカラダの不調や微妙なバランスの崩れは、日々の食養生が大切ですね。

 

上村 佳子

 

 

 

9月2日(日) 美化薬膳259

 

今日は玉こんにゃくの山椒煮です。

玉こんにゃくは娘が大好きなのでよく作りますが、今日は山椒風味です。こんにゃくはカラダの熱を取り除き、むくみや腫れもの、便通改善などに効果があります。高温多湿の今年の酷暑は、山椒が持つ辛味の気血を巡らせる作用で、嫌な湿気にストレスを溜めないようにして、燥湿という効果で湿を取り除き、スッキリさせましょう。

 

上村 佳子

 

 

 

9月1日(土) 美化薬膳258

 

今日は牛肉とさつま芋春雨のチャプチェです。

夏バテを防ぎたいとカラダが求めているのか、自然と気を補う作用の食材を食べたくなります。

牛肉はカラダを温め気血を補い、消化機能を保養して元気不足の気虚状態を改善します。そして今日は緑豆春雨ではなく、さつま芋デンプンの春雨。直接さつま芋を食べるより効能は弱いかもしれませんが、緑豆春雨を食べるより益気生津(えっきしょうしん)作用があるさつま芋は、気を増し津液を生み出してくれるので効能は強いはずです。

 

上村 佳子

 

 

 

8月31日(金) 美化薬膳257

 

今日はもやしとカニのチーズ入りチヂミです

今年の夏は野菜が高いので、もやしの安さに惹かれつい買ってしまいます。もやしをたっぷり2袋も使い、カラダの熱を冷ますカニとカラダを潤すチーズを入れたチヂミです。緑豆もやしは熱を冷まし、解毒、渇きを止めるので、酷暑の今年の夏にはピッタリの効能があります。カニも汗をかいて奪われたカラダの水分や血を補う作用があるので、この食材の組み合わせで、酢の物や炒めものを作ってもいいですね。

 

上村 佳子

 

 

 

8月30日(木) 美化薬膳256

 

今日は枝豆と海苔の炒めものです。

大好きな台湾料理店でよく食べる枝豆料理が食べたくて、自分の舌を頼りに再現してみました。お店の海苔はたぶん生海苔を使っていますが、なかったのでアオサ海苔で代用しました。お味はかなり近づけられて、家族にも好評でした。

枝豆の薬膳効能は疲労回復と精神安定です。全身の倦怠感、食欲不振、精神的な不安感に適応します。夏バテをしていて何となくカラダのだるさを感じる人は、枝豆を食べてみてください。

 

上村 佳子

 

 

 

8月29日(水) 美化薬膳255

 

今日はゴーヤのおかず味噌です。

親戚からゴーヤをたくさんもらい、ゴーヤの卵炒め、チャンプルーを作ってもまだまだあるので、ご飯に合うおかず味噌にしました。ゴーヤと豚ひき肉を炒め甘味噌で調味してあります。ご飯がとてもすすみます。

ゴーヤの効能は清熱消暑、熱を冷まし暑さを消すです!夏に育ち夏の暑さに耐えうる効能を蓄えています。苦味が苦手な人もいるかもしれませんが、苦い味には解毒作用、カラダの湿を取り去る効果があります。まだまだ暑い日が続いています。夏が旬の食材を是非取り入れましょう。

 

上村 佳子

 

 

 

8月28日(火) 美化薬膳254

 

今日はもずくとレタス、ささみのサンラータンスープのご紹介です。

暑い夏には冷たくてさっぱりしたものを食べがちですが、ピリッと辛く酸っぱい温かいスープは、冷房で冷えたカラダや食欲不振の時におススメです。今日はもずくがメインのサンラータンです。もずくはカラダの熱を冷ます涼性で肝と腎に帰経しています。痰を切り溶かす作用、腸を潤し抗高血圧の効能があります。便秘や高血圧、動脈硬化に適応します。酷暑でカラダに熱がこもりがちの毎日。熱性の便秘や血圧の調子が悪い人などは、是非もずくを取り入れてみてください。

 

上村 佳子

 

 

 

8月27日(月) 美化薬膳253

 

今日はじゃがいもの花椒(カショウ)炒めです。

お仕事で知り合った、日本に留学中の中国人の学生さんに、お母さんが作るお料理で何が好き?と聞いたら、この炒めものを教えてくれました。じゃがいもの炒めものはよく作っていたのですが、花椒をかけるものは作ったことがなかったので早速作ってみました。味付けも塩だけですが、とても簡単で美味しい炒めものです。じゃがいもも花椒も消化機能に働きかけて調子を整えます。消化不良や胃の冷えによる痛みなどに効果があります。

 

上村 佳子

 

 

 

8月26日(日) 美化薬膳252

 

今日は小松菜のマスタード和えです。

小松菜を湯がいて、マスタードにポン酢を少し加えたもので和えただけですが、マスタードの風味がとても美味しい和えものです。小松菜は涼性なのでカラダの熱を冷まします。津液を生み出して乾燥を止め、胃腸をスッキリさせる効果もあります。肺、胃、腸に帰経しているので、肺に熱がこもって出る咳や便秘、食べ過ぎて胃腸がスッキリしない時にお試しください。

 

上村 佳子

 

 

 

8月25日(土) 美化薬膳251

 

今日はウニです。

北海道のお土産に海水ウニをいただきました。ミョウバンがかかっていない海水ウニはとても美味しいです。ウニの薬膳効能は、カラダを冷やす涼になります。そして脾と腎に帰経しています。食欲不振や熱を持った腫れものに効果があります。

 

上村 佳子

 

 

 

8月24日(金) 美化薬膳250

 

今日は夏野菜の豚汁です。

豚汁というと寒い季節のものと思いがちですが、豚肉はカラダの熱を冷まし、潤いも生み出すので夏にはピッタリの食材です。ビタミンB群も豊富なので夏バテにも!今日は夏野菜の茄子やカボチャ、冬瓜、オクラなども入れました。緑黄色野菜はビタミンCも豊富な上、色もキレイ🌟です。水分も塩分も同時に摂れる夏野菜の豚汁で、残暑を乗り切りましょう。

 

瀧 直実

 

 

 

8月23日(木) 美化薬膳249

 

今日はじゅんさいです。

じゅんさいは昔から大好きなのですが、薬膳を学んでからは、梅雨から夏にかけて絶対に食べたい食材となりました。じゅんさいの効能は、カラダの余分な熱を冷まし、湿邪によるカラダに必要のない水分を排出するという、今年の湿度の高い酷暑にピッタリの食材です。ポン酢などで味付けし、冷たくしていただきます。是非お試しください。

 

上村 佳子

 

 

 

8月22日(水) 美化薬膳248

 

今日はみょうがの甘酢漬けです。

みょうがの爽やかな香りと味は夏には欠かせませんね。私はみょうがが大好きで一年中食べています!

薬膳では香りが良いものは、気の巡りを良くするとされています。湿気の多い日本の夏は、気の巡りも悪くなりますし、胃腸の働きも低下します。そんな時には、みょうがや大葉などの香味野菜を上手に使うと良いでしょう!

 

瀧 直実

 

 

 

8月21日(火) 美化薬膳247

 

今日は梅干しです。

梅干しは日本で考案された日本独自のものです。梅の薬効はたくさんあり、殺菌、抗菌作用や疲労回復などがあります。食の毒、カラダの余分な水の毒、古い血の毒の三毒を断つと言われています。特に梅干しは酸味と塩分があるので、熱中症予防には最適です。食べる他に梅和えや梅煮など、お料理にも使いたいですね。

 

瀧 直実

 

 

 

8月20日(月) 美化薬膳246

 

今日はカツオの竜田揚げをご紹介します。

 

カツオは血合いが多い魚です。たたきなど生は苦手な方も多いのでは?

カツオは気血を補い精がつくと言われ、疲労回復効果のあるビタミンB群や鉄分、DHAやタウリンも豊富です。汗をかく夏は気血を消耗するのでカツオはぴったりですね。

 

瀧 直実

 

 

 

8月19日(日) 美化薬膳245

 

今日はヒラメとグレープフルーツのカルパッチョです。

蒸し暑い日は食欲が落ちたり、さっぱりしたものが食べたくなります。ヒラメには消化機能の脾に働きかけ、またカラダのエネルギーの気を補う作用があります。食欲不振や消化機能の虚弱、息切れなどにも効果があります。今日は補った気を巡らせる作用と消化不良や胃もたれにも効果があるグレープフルーツも加えました。解毒力と抗酸化力のスルフォラファンが豊富なブロッコリースプラウトを彩りに添えています。

 

上村 佳子

 

 

 

8月18日(土) 美化薬膳244

 

今日はズッキーニとドライトマトとハムの炒めものです。

ズッキーニは一年を通して流通していますが、7月が一番出荷が多いようです。薬膳的にも夏の時期に食べて欲しい効能があります。カラダの熱を冷まし津液を生み出すので、暑気あたりや軽い口の渇きに効果があります。オリーブオイルとの相性はバツグンなので、ガーリックオリーブオイルにつけたドライトマトも一緒に炒めました。

 

上村 佳子

 

 

 

8月10日(金) 美化薬膳243

 

今日はスイカ🍉の夏サラダです。

デザートで食べることの多いスイカですが、トマトやきゅうりのようにサラダにすると、とても美味しいですよ☆彡

スイカはカラダの熱を取り除き、喉の渇きを癒したりと夏には欠かせないものです。チーズや生ハムなどの塩気と合わせて食べてみてください。

 

瀧 直実

 

 

 

8月9日(木) 美化薬膳242

 

今日は水ご飯をご紹介します。

秘密のケンミンshowなどを見てご存知の方もいらっしゃると思いますが、水ご飯は山形の夏の定番です。

ご飯にお水と氷を入れて、しょっぱい茄子やきゅうりのお漬物や味噌と一緒に食べる、冷たいお茶漬けのようなものです。薬膳では冷たいものは、あまり好ましくないのですが、暑いところで運動や労働したあとなどは、水分と塩分の両方を摂れるのでおススメです。

 

瀧 直実

 

 

 

 

8月8日(水) 美化薬膳241

 

今日は豚肉サラダです。

豚肉はにんにくと生姜で下味をつけて焼き、温かいままレタスやきゅうりの上に乗せています。豚肉はカラダに必要な潤いを生み出すので、汗をたくさんかく夏にはピッタリの食材です。意識して食べたいですね。暑い夏でも冷たいものに偏らないようにしましょう。

 

瀧 直実

 

 

 

8月7日(火) 美化薬膳240

 

今日は山形のだしをご紹介します。

『だし』と聞くと出汁??と思うかもしれませんが、今日ご紹介する『だし』は山形の郷土料理です。茄子、きゅうり、大葉、みょうが、小ネギなどを細かく刻んで、めんつゆやお醤油、鰹節などをかけて食べます。温かいご飯やお豆腐、お蕎麦など、いろいろなものに乗せて食べる夏の定番料理です。火も使わないので暑い夏にはピッタリです。冷やす食材の茄子、きゅうり、温める食材の大葉やみょうがと陰陽のバランスもバツグンです☆彡

 

瀧 直実

 

 

 

8月6日(月) 美化薬膳239

 

今日は茄子といんげんとみょうがの煮物です。

茄子はカラダの熱を冷まし、むくみや食欲不振に効果があります。茄子は冷やす効果があるので、温性のみょうがを組み合わせました。みょうがは煮ても爽やかさは残り、とても美味しいので是非お試しください。

 

瀧 直実

 

 

 

8月5日(日) 美化薬膳238

 

今日はリメイクガスパチョです。

夏野菜とベーコンのラタトゥイユを作った時に、少し多めにトマトやトマトジュースを入れ煮込みます。そのスープと具材をガスパチョ分取り出し、ミキサーにかけ冷蔵庫で冷やします。そしてきゅうり、セロリ、トマト、パプリカなどをみじん切りにして、冷たいスープに加えてオリーブオイルをかけていただきます。夏野菜の滋養たっぷりな冷製ガスパチョは、喉越しよくカラダに浸透する感じです。

 

上村 佳子

 

 

 

8月4日(土) 美化薬膳237

 

今日はジャーマンポテトのバジル風味をご紹介します。

バジルはシソ科で大葉と同じように温性でカラダを温めます。バジルのもたらす効果にイライラを解消して、精神をリラックスする鎮静作用があります。夏は五臓の中で心が影響を受けやすく、香り効果でリラックスすることも大事です。

 

上村 佳子

 

 

 

8月3日(金) 美化薬膳236

 

今日は牛肉のフォーです。

ベトナム料理のフォーですが、ベトナム北部のさっぱりとした味が日本人には好まれているようです。鶏肉でもよく作るのですが、今日は牛肉バージョンにしました。牛肉は消化機能の虚弱を補い、気血も補うので倦怠感や食欲不振、体力や食欲の回復に効果があります。また骨や筋にも働きかけるので、腰や膝に力が入らない時にも食べて欲しい食材です。長寿の方にステーキが好物という方がよくいらっしゃいますが、長寿の秘訣の良好な消化機能、丈夫な足腰は牛肉を食べていることも大きいかもしれませんね。

 

上村 佳子

 

 

 

8月2日(木) 美化薬膳235

 

今日は岩もずくとモロヘイヤの酢の物です。

岩もずくはさっと湯がいてから使いますが、粘り気とシャキシャキ感がとても美味しいです。モロヘイヤは親戚から毎年届くのですが、酷暑の影響か、いつもより葉が硬くなっていました。もずくは涼性で熱を冷ます清熱作用があります。また栄養成分のひとつフコイダンが、血中コレステロールの低下や血糖値の抑制、胃の粘膜保護、通便作用などにも効果があります。モロヘイヤは原産地がアフリカ北東部やインドで、アラビア語で『王家のもの』という意味があるそうです。古代エジプトの王様が病気の際にモロヘイヤスープを飲んだら回復した、という由来からつけられた名前のようです。とても薬膳的ですね。滋養強壮効果やビタミンCも豊富、抗酸化作用もあるので、夏でダメージを受けたカラダの回復に是非食べてみてください。

 

上村 佳子