カラダも春準備🌸美化薬膳

特集です☆彡

食べて美しくなれる!

そんなお得な薬膳料理をご紹介いたします。

 

 

4月27日(金) 美化薬膳 138

 

今日は豆苗とえのき、ハム炒めです。

豆苗は、えんどう豆の若い芽で、かなり昔から中国で食べられていて、高級食材として扱われていたようです。女性に必要なビタミン類、ミネラルなどが多く含まれており、アンチエイジングにもってこいの野菜です。

薬膳ではデトックス効果があり、カラダから余分な湿や水分を排出して、むくみなどに効果があると言われています。

今日は豆苗とえのき、ハムをニンニク風味のオリーブオイルで炒め、塩とコショウで味付けしただけですが、旨味たっぷりでとても美味しいです。

 

上村 佳子

 

 

 

4月26日(木) 美化薬膳 137

 

今日はイワシの香草パン粉焼きのご紹介です。

イワシは手開きで簡単に三枚におろせ、新鮮なものが安く手に入りやすいので、刺身なども良く食べます。

イワシには認知症予防のDHAや、血液をサラサラにして血栓予防に効果のあるEPAが豊富に含まれているのは良く知られています。薬膳でも老化防止、強筋骨、健脳、消化機能を健やかにし、気を補い血を巡らせるアンチエイジングの効能があります。

今日は三枚におろしたイワシに薄く小麦粉をつけ、輪切りの茄子とともに、ガーリックオリーブオイルでさっとフライパンで焼き、みじん切りにしたパセリなど香草と少量のオリーブオイルをまぜたパン粉をかけてトースターで焼きました。

 

上村 佳子

 

 

 

 

4月25日(水) 美化薬膳 136

 

今日は全粒粉のパスタのご紹介です。

全粒粉のショートパスタを見つけました。全粒粉は小麦の表皮、胚芽、胚乳すべてを粉にしたものです。胚乳でつくる小麦粉よりは栄養価は高く、薬膳の一物全体という、食材まるごとをいただくという考え方にも全粒粉の方がより適しています。

薬膳の効能は心に働きかけるので、動悸や不安感、不眠などに効果があります。

 

上村 佳子

 

 

 

4月24日(火) 美化薬膳 135

 

今日はポキ風サラダです。

ポキはマグロや魚介類を使ったハワイのお料理です。

マグロはカラダを温める温性です。気血を補い、動脈硬化、血栓防止、そして美化薬膳で嬉しい老化防止の効果があります。安い赤身のマグロの柵で作りますが、今回はブロッコリースプラウト、トマト、パプリカ、きゅうり、玉葱を一緒にレモン果汁たっぷりめの、さっぱりとした味付けにしました。

 

上村 佳子

 

 

 

4月23日(月) 美化薬膳 134

 

今日はカニ缶の大根サラダ、クコ入り中華ドレッシングです。

大根をサラダで食べたくなる時期になりました。大根とカニはカラダを冷やす食材です。この組み合わせは、消化不良や食べ過ぎで膨満感気味、便秘などで体内に余分な熱がこもっている時に食べると効果があります。

 

上村 佳子

 

 

 

4月22日(日) 美化薬膳 133

 

今日は豆腐のとろとろワカメ餡がけをご紹介します。

秋田の「とろとろワカメ」は新鮮なワカメを塩で徹底的に揉んで独特のぬめりを出している、とろとろ感があるワカメです。とろとろと言ってもちゃんとワカメの食感は残してあり、そのままポン酢などでもいただける美味しいワカメです。

ワカメの効能に利尿通淋があります。これは利尿を促進させ、排尿痛や排尿困難、尿路結石などの治療をする方法です。実は膀胱炎にかかってしまい、もちろん薬も服用しましたが、水分をたくさんとり排尿を促し、菌を早く流すことが必要と言われました。合わせて食事でも有効なワカメを使ったメニューを作りました。豆腐を出し汁で煮て醤油、みりんなどで味を調えて火が通ったら、ワカメを入れてひと煮立ちさせ、片栗粉でとろみをつけたらできあがりです。もちろん普通のワカメでも大丈夫ですよ。

 

上村 佳子

 

 

 

4月21日(土) 美化薬膳 132

 

今日は新物のもずくが手に入ったのでもずくときゅうりの酢の物を作りました。

もずくの旬は4月から6~7月頃までです。陽気が盛んで蒸し暑くなる時期に旬を迎えます。旬の食材には、その時期に食べたら良い効能があります。

もずくは清熱という熱を冷ます効果があります。きゅうりも熱を冷まし、酢の物の酸味には汗などの出過ぎを抑える効果があるので、これからの蒸し暑い時期に食べると、カラダの中からさっぱりできるメニューです。

 

上村 佳子

 

 

 

4月20日(金) 美化薬膳 131

 

今日は新じゃがのジャーマンポテトです。

このジャーマンポテトの作り方はとても簡単です。フライパンにオリーブオイルを入れ玉葱を敷き詰めて、上にじゃがいも、ベーコンを乗せてもう一度オリーブオイルと塩コショウして蓋をするだけです。じゃがいもと玉葱の甘さが自然の調味料です。

薬膳で甘味(かんみ)は気や血を補い、体力増進し疲れをとります。甘さはお芋やお米の自然の甘さです。

 

瀧 直実

 

 

 

4月19日(木) 美化薬膳 130

 

今日はタケノコシリーズ第二弾、タケノコの天ぷらと煮物です。

タケノコは便秘解消や消化不良にもピッタリの食材です。冬の間に溜め込んだ老廃物を出すのにも良いですね。

 

瀧 直実

 

 

 

 

4月18日(水) 美化薬膳 129

 

今日はタケノコご飯です。

生徒さんが掘りたてのタケノコをたくさん送ってくださいました。感激です☆彡

タケノコシリーズ第一弾はタケノコご飯を炊きました。タケノコは痰を取り除いたり、痛みを伴うお腹の張りを少しずつとるといわれています。春の香りと歯ごたえが最高です!次は何して食べようか楽しみです。                                           

 

瀧 直実

 

 

 

4月17日(火) 美化薬膳 128

 

今日は春キャベツと豚肉のフライパン蒸しです。

キャベツは一年中ある野菜ですが、春キャベツは格別の美味しさです。フライパンに豚肉とキャベツを入れて、中華だしを入れただけです😊キャベツは薬膳では胃腸の気を補います。春は冬の間に寒さなどで弱った胃腸を補う必要があります。優しい甘さの春キャベツをたっぷり食べて胃腸を補いませんか。

 

瀧 直実

 

 

 

4月16日(月) 美化薬膳 127

 

今日は彩り野菜のバーニャカウダーです。

色とりどりの野菜を見ていると幸せな気持ちになります。

今日の主役は味噌です。味噌はカラダの余分な水分を出す効果があるので、むくみやすい方や食欲がない時などにどうぞ。

味噌にニンニクとアンチョビを少し入れて豆乳でのばしました。美味しいので是非お試しください!

 

瀧 直実

 

 

 

4月15日(日) 美化薬膳 126

 

今日は麻婆豆腐のご紹介です。

春になり暖かい日が続いていても寒の戻りがあります。何となく肌寒さを感じた時には麻婆豆腐はいかがでしょうか。

麻婆豆腐には中国山椒と言われる花椒や生姜、葱、ニラ、豆板醤などが入り散寒という効能があります。寒さによる邪気をカラダから取り除く作用です。肌寒いといっても暖房器具はしまい、防寒着は衣替えをしてしまっている時期、温まる食材を食べてカラダの内側から温まりましょう。

 

上村 佳子

 

 

 

4月14日(土) 美化薬膳 125

 

今日は焼きそら豆です。

そら豆は鞘ごとグリルなどで焼いてから豆を食べると、甘みが増して美味しいです。脾胃の消化機能を改善するので、消化不良による胃のつかえやむくみ、胃酸過多に効果があります。

 

上村 佳子

 

 

 

4月13日(金) 美化薬膳 124

 

今日はイチゴ🍓とベビーリーフの春サラダです。

イチゴの登場回数が多いのは単純にイチゴが好きだからです!

一緒に合わせたのは、モッツァレラチーズと生ハムです。チーズは粘膜や肌の乾燥を潤します。花粉症などで弱った鼻や目や喉の粘膜や乾燥した肌に効果があります。

 

瀧 直実

 

 

 

4月12日(木) 美化薬膳 123

 

今日はビーツの葉とシラスの三杯酢和えのご紹介です。

ビーツは根茎の部分を使用したロシア料理のボルシチや最近はピンク色のポタージュスープなどで目にすることもあると思います。ビーツは食べる輸血と言われているようで、鉄分やビタミン類、葉酸、カリウム、繊維質抗酸化作用など色々な栄養素が豊富に含まれています。高血圧予防、むくみ改善、イライラ解消、動脈硬化予防、美肌、アンチエイジング、目の健康維持など様々な効果があります。葉も同じように栄養素が豊富で、カルシウムや鉄分またビタミン類も多く含みます。

スーパーなどでは、なかなか見かけませんが、女性に嬉しい効果がたくさんあるビーツを見かけた時は、ぜひ購入してみてください。ちなみに葉の部分はベビーリーフの中によく入っています。

 

上村 佳子

 

 

 

4月11日(水) 美化薬膳 122

 

親戚から明日葉とよもぎが届いたので、今日は天ぷらにしました。

明日葉は独特の香りがあり、女性には嬉しい抗酸化作用にも優れたとても栄養価が高い食材です。セリ科に含まれるので、春の薬膳として取り入れるといいですね。

よもぎは薬膳では経絡を温める効果があります。よもぎ蒸しやお灸のもぐさに使われています。他にも止血効果があり、擦り傷や下痢止めなどにも昔は使われていました。また艾葉(がいよう)という生薬として、腰痛や生理不順、鼻血などの症状に効く漢方でも使われています。

 

上村 佳子

 

 

 

4月10日(火) 美化薬膳 121

 

今日は鶏肉と卵のさっぱり煮です。

春は肝の働きが活発になります。肝は酸味を好むと言われますが、酸味の摂りすぎは肝の働きを強くし過ぎてしまうこともあります。ということで、春のさっぱり煮に使うお酢は少し控えめにしてあります。

 

瀧 直実

 

 

 

4月9日(月) 美化薬膳 120

 

今日はパプリカの肉詰めのご紹介です。先日もパプリカについてお話しましたが、甘くて肉厚で色がかわいいパプリカが私は大好きです。薬膳の効能ではありませんが、パプリカは野菜の中でもビタミンCが豊富です。いろいろな色のパプリカがありますが、赤やオレンジは特にβカロチンやビタミンPも豊富です。女性には嬉しい食材ですね☆彡

 

瀧 直実

 

 

 

4月8日(日) 美化薬膳 119

 

今日はコブサラダです。

先日、外食した際に食べたコブサラダが美味しかったので真似してみましたが、肝心のチキンがないことに気付きました💦

サラダに入っているアボガドは、森のバターと呼ばれ栄養豊富です。薬膳では肝機能の改善や便通に効果があり、気が不足した元気のない方や疲れが取れない方などにピッタリの食材です。

コブサラダは色もきれいで、野菜やタンパク質など様々なものを同時に食べられるのがいいですね。トッピングにクルミやアーモンドもおススメです。

 

 

 

4月7日(土) 美化薬膳 118

 

今日はスフレ風卵焼きフルーツトマトのせをご紹介します。

春は陽の気が盛んになります。陰陽のバランスをとるために、陰を補ってバランスをとることも必要です。そこで滋養の効能がある卵料理の出番です。いつもの卵焼きに山芋のすりおろしを入れると、スフレのようなフワフワの卵焼きができます。山芋も滋養の効能があります。この卵焼きは和風に仕上げたければ、簡単にめんつゆなどで味付けしてもいいです。今回私はパクチーを卵焼きに入れ、トマトはナンプラーとオリーブオイルで和えたものを添えました。

 

 

 

4月6日(金) 美化薬膳 117

 

今日は豚肉と青梗菜のオイスターソース炒めです。

青梗菜は薬膳では春に食べて欲しい食材です。働きかける五臓は肝や脾、胃の通りを良くして消化機能を良くする、イライラの改善、体内の熱を冷ます、血を巡らせるなどがあります。春先になんだか鬱々したり、イライラ、またなかなか冬に溜め込んだものをデトックスできずにスッキリできない、イライラから、なんだかカーッとしてしまうという状態の時は、青梗菜を食べてみてください。カーッとしてイライラする時は、炒めものではなく、お浸しなど、さっぱりした食べ方が良いですね

 

 

 

4月5日(木) 美化薬膳 116

 

今日は車麩の煮物です。

歯の矯正治療をしていて硬いものが食べられない子どものために、軟らかく煮た車麩の煮物を作りました。

お麩は意外にも栄養がある食材です。低カロリーで高タンパク、ミネラルも豊富です。肌にも良い成分があり、また消化も良いので肌が荒れやすい春先、また消化機能をケアしたいこの時期に、ぜひ召し上がってください。

 

 

 

 

4月4日(水) 美化薬膳 115

 

今日はタンドリーチキンです。

鶏肉は気を補い虚弱体質の方の体力アップにも効果があります。

胃腸が弱くてお肉が苦手な方は、鶏の挽き肉やスープなどでも良いので、少しずつでも食べられるといいですね。

今日はヨーグルトとカレー粉に漬けて焼きました。

 

 

 

4月3日(火) 美化薬膳 114

 

今日はブロッコリーのオリーブオイル蒸しをご紹介します。

このお料理を生徒さんに教えて頂いて以来、我が家ではブロッコリーを茹でなくなりました😊

フライパンにオリーブオイルを少し入れ、生のブロッコリーを並べて、コンソメや中華だしを少し入れ、大さじ2くらいの水を入れます。あとは蓋をしてサッと蒸すだけです。一人で一株食べられちゃいますよ。

薬膳では、春は青い野菜をモリモリ食べるのが良いとされています。蒸すと栄養も丸ごととれます!

 

 

 

 

4月2日(月) 美化薬膳 113

 

今日はロールキャベツをご紹介します。

春キャベツが美味しい季節になりましたね。キャベツは胃腸にやさしく胃腸を丈夫にします。膨満感のある方、胃痛などにも良いです。

春キャベツはやわらかいので生でも美味しいですが、今日は挽き肉と合わせてロールキャベツにしました。

 

 

 

4月1日(日) 美化薬膳 112

 

今日はアスパラのバターソテーです。

アスパラは茹でるより焼いたほうがシャキシャキした食感が出て、とても美味しいです。

カラダの余分な熱をとる作用があるので、お腹が冷えると感じる方は多食しないほうが良いです。

 

 

 

3月31日(土) 美化薬膳 111

 

今日はパプリカのオリーブオイル焼きです。

パプリカは比較的最近の野菜ですが、色もきれいで味もピーマンより甘く、肉厚なところが美味しいですよね。パプリカは気の巡りを良くするとされています。イライラを改善する効果もあります。ビタミンも豊富なので女性にピッタリの野菜です。

 

 

 

3月30日(金) 美化薬膳 110

 

今日はジューシーオレンジドレッシングのサラダです。

春のあたたかい陽気になると自然とさっぱりしたものが食べたくなります。まさしく、その感覚が春の食養生のひとつです。

春の味付けは、さっぱりした薄味で胃腸を保護すること、そして鬱々とした気分になりやすいので、香りのもので気を巡らせます。

ジューシーオレンジは和製グレープフルーツとも言われる香り良い柑橘類です。少し酸味があるのでフレンチドレッシングを作り、果肉、果汁とともに混ぜると爽やかでさっぱりとした春のドレッシングになります。

 

 

 

3月29日(木) 美化薬膳 109

 

今日は新じゃがの塩麹ジャーマンポテトのご紹介です。

新じゃがが出回る時期になりましたね。

じゃがいもの効能は、五味でいうと甘味になりカラダを補益する働きがあります。また消化器系の不調による食欲不振や疲れた時などに効きます。

新じゃがは皮まで美味しく食べられるので、液体塩麹とコショウだけの味付けで美味しくできますよ。

 

 

 

3月28日(水) 美化薬膳 108

 

今日は果物シリーズ、ブルーベリーです。

ブルーベリーはアントシアニンが含まれるので、目に良いというのは有名です。

薬膳でも目がハッキリ見えるようになる、血の巡りが良くなると言われています。

このブルーベリーはアメリカ産ですが、国内の旬はまだ少し先ですね。

 

 

 

3月27日(火) 美化薬膳 107

 

今日はがんもどきを焼いてみました。

がんもは豆腐からできていますが、具材もたくさん入っているので、得した気分になりませんか?

煮て食べるのも好きですが、焼いたがんもも最高です!

豆腐は目の充血や痛みなどにも効果があります。春の花粉症で目をこすり過ぎた時などにいかがでしょうか。

 

 

 

3月26日(月) 美化薬膳 106

 

今日はスパニッシュオムレツのご紹介です。

アスパラ、玉葱、トマト、しめじ、ジャガイモ、チーズなど冷蔵庫にちょっとずつ残っているもので作りました😊味はバターで決まります。いつかのCMでありましたね♬

バターは五臓全般を補い、気や血を補い、乾燥を潤し、とスーパーヒーローみたいに頼もしい食材です☆彡

 

 

 

3月25日(日) 美化薬膳 105

 

今日は鶏肉のソテーです。

じっくり焼いているので、中はやわらかく外はパリッと美味しくできました。

薬膳で鶏肉は、お腹を温めて元気をつける食べものです。

タンパク質をしっかり摂り、カラダの基礎を丈夫にしましょう。

 

 

 

3月24日(土) 美化薬膳 104

 

今日はカボチャのバター焼きです。

おやつに食べようと思い、冷凍カボチャをバター焼きにしました。

カボチャは気を補い胃腸の働きを良くします。疲れた時、食欲のない時などには、スープやカボチャ粥などもいいですね。

バターとカボチャの絶妙なハーモニーがたまらない一品です😊

 

 

 

3月23日(金) 美化薬膳 103

 

今日はたこときゅうりともずくの酢の物です。

たこは肝と脾に帰経(きけい)し、血と気を補います。めまい、不眠、動悸などに効果があります。

切って混ぜるだけの簡単薬膳料理です!春の食卓にどうぞ🌸

 

 

 

3月22日(木) 美化薬膳 102

 

今日はチコリスープをご紹介します。

チコリはなかなか食卓に上がらない食材ですが、先日ベルギーのスープとしていただく機会があり、とても美味しく春の薬膳にピッタリなので早速作ってみました。

チコリは薬膳の効能にはないのですが、栄養学でチコリ酸は肝機能を良くして解毒作用の向上効果があります。他にも整腸作用、胃の働きを整える、糖尿病予防、血糖値を下げる、肌の引き締めなどの効果があるようです。

春の薬膳では肝機能を高め、デトックスをすることが養生の基本です。デトックス効果のある味は苦味ですが、チコリもほのかな苦味があります。春にチコリを是非お試しください。

スープも簡単です。玉葱、じゃがいもをオリーブオイルで炒めてから、水と食べやすい大きさに切ったチコリとローリエを加え、アクを取りながら煮込みコンソメで味付けします。

ただ、チコリは効能が強いようなので、妊婦さんや食べ過ぎ、飲み過ぎには注意が必要です。

 

 

 

3月21日(水) 美化薬膳 101

 

今日は肉豆腐のご紹介です。

肉豆腐は肉のうま味が豆腐にしみこんだ美味しい一品ですよね。

薬膳の効能を考えると、牛肉、豆腐は消化機能を高めて、元気の源である気血を生み出します。疲れて何となく食欲がない、でも力ををつけたいなという時に食べたいおかずです。

 

 

 

3月20日(火) 美化薬膳 100

 

今日は大豆もやしの青のり和えです。

今年の冬は野菜が高く、家計を悩まされましたが、もやしは通年で手にしやすい食材です。

大豆もやしは、飲み過ぎ、疲れなどで消化機能が正常に働かなくなり、胃に熱がこもり、むくみが生じた時に胃の熱を冷まし、利尿作用を促すことでむくみを改善します。胃に熱があるサインは、口角炎になったり、舌にべったりと苔がつきます。

調理は簡単。大豆もやしを塩ゆでしてから、ごま油と醤油で味付けをし、青のりで和えただけです。

今日はあおさで和えていますが、あおさにも熱を冷まし、むくみをとる作用があります。

 

 

 

3月19日(月) 美化薬膳 99

 

今日はなすと小松菜のさっと煮をご紹介します。

地味ですが、ほっとするこんな煮物はいかがですか。

小松菜もなすもカラダの熱を冷ます野菜で、イライラする、のぼせるなどに効果的です。小松菜は気を鎮めるとも言われているので、イライラした日にはいいかもしれませんね😊

 


 

 

3月18日(日) 美化薬膳 98

 

今日は豆乳スープです。

人参、ほうれん草、きのこ、ベーコンなどの他に玉葱とじゃがいもをすりおろして加えているので、シチューのようなとろみがあり、豆乳とわからないくらいです。

豆乳は潤いや血を増やします。人参、ほうれん草なども血を補うので、今日のスープは女性にピッタリです☆彡

朝晩はまだ冷えるので、カラダの中から温まってください。

 

 

 

3月17日(土) 美化薬膳 97

 

今日の美化薬膳はかぶときゅうりの塩昆布漬けです。

かぶは上に上がった気を降ろす作用があるため、のぼせやイライラ、頭痛、赤く熱を持つ吹き出物などに効果があります。きゅうりや昆布もカラダの熱を冷ます働きがあるので、合わせて取るとより効果的ですね。

 

 

 

3月14日(水) 美化薬膳 96

 

今日は油揚げのピザをご紹介します。

ピザより軽くて、おかずにもおつまみやおやつにもピッタリです。具は何でも良いので、お家にあるものをドンドンのせてください。チーズはお忘れなく😊チーズは発酵食品で、薬膳では粘膜に潤いを与えるとされています。乾燥からくる咳や肌や髪の毛のパサつきなどにもおススメです。

今日の具材は、しらす、パプリカ、チーズです。トマト、納豆、ベーコン、ブロッコリー、アスパラなど何でも美味しいです。

 

 

 

3月13日(火) 美化薬膳 95

 

今日は便秘対策にしいたけのごま和えです。

普段私は便秘とは無縁なのですが、仕事で朝早かったり、生活や食生活のリズムが乱れると便秘がちになります。下剤などは相性が悪いので使いません。何とか食べ物や体操などで対策をします。

薬膳では通便を促す効能を「潤腸通便」(じゅんちょうつうべん)といいます。

しいたけは消化不良などに効き、しいたけを炒めるごま油と和えるごまには潤腸通便作用があります。

 

 

 

3月12日(月) 美化薬膳 94

 

今日は牛肉のバター焼き大根おろしのせです。

牛肉をバターで焼いて大根おろしをのせて、お好きな薬味とお醤油で食べます。ポン酢でも美味しいです。

薬膳では気血を補う牛肉ですが、ヘム鉄をたくさん含むので、女性にはしっかり食べていただきたい食材です。お肉を食べると胃もたれするという方も、大根おろしと組み合わせれば大根は消化を助けるので、とても良いコンビですね。

 

 

 

3月11日(日) 美化薬膳 93

 

今日はヒラメのソテー簡単トマトソースをご紹介します。

ヒラメの効能は脾胃(ひい)を補い、気を補います。

季節の変わり目で疲れやすく、何となく食欲不振の方、淡白な味わいのヒラメはいかがですか。

ヒラメはバターソテーし、トマトソースはオリーブオイルで玉葱、セロリを炒めて柔らかくなったら、角切りしたトマトを加えてしばらく煮込み、仕上げに乾燥パセリを入れ、味付けはクレイジーソルトのみの簡単ソースです。

 

 

 

3月10日(土) 美化薬膳 92

 

今日はレタス、きゅうり、しらす、海苔のサラダです。

少し暖かい日があるとサラダが無性に食べたくなります。

レタスやきゅうりや海苔は、カラダの余分な熱を冷まします。しらすにイワシと同じ効能が当てはまるかどうかわかりませんが、イワシは胃腸を健やかにして気を補い、血の巡りを良くします。

しらすの塩気がサラダにピッタリ合い、モリモリ食べられます。お醤油とごま油やエゴマ油などをかけて召し上がれ😊

 

 

 

3月9日(金) 美化薬膳 91

 

今日はなめこと豆腐のお味噌汁に芹を山盛り乗せてです。

冬から春が旬の芹は独特の香りがたまりません。春の七草にも数えられています。

風邪、目の充血、喉の痛み、むくみにも効果があります。

いつものお味噌汁が芹を加えるだけで、春っぽい味⁈になります。

 

 

 

3月8日(木) 美化薬膳 90

 

今日は人参とさやいんげんのごまマヨネーズ和えです。

人参は肝の働きを良くして血を補います。目は肝に関連があるので、目の不調に効果があります。

今日は白ごまを使いましたが黒ごまでもいいですよ。白ごまは潤いを生むと言われているので、人参と白ごまはドライアイにピッタリですね。

 

 

 

3月7日(水) 美化薬膳 89

 

今日は春色の炒めものです。

冷蔵庫にあるもので春らしい色、明るい色のものを集めて炒めものにしました。

卵はどこのお宅でもたいていある食材だと思います。鶏卵は滋陰潤燥(じいんじゅんそう)という効果があり、カラダに必要な潤いや冷ます力の陰を補い、乾燥を潤すという働きがあります。

最近はビタミンEをプラスしたものなど様々あるようですね。

 

 

 

3月6日(火) 美化薬膳 88

 

今日は厚揚げと鶏ひき肉と葱の煮物です。

昼間はポカポカでも朝晩は急に冷えたりと、春は温度差があり実はカラダに負担がかかる季節です。

こんな時は胃腸にやさしい鶏肉、厚揚げに温め効果の葱をプラスした煮物はいかがでしょうか。生姜を加えたりすれば更に温まりますね。

 

 

 

3月5日(月) 美化薬膳 87

 

今日はアスパラの豚肉巻きのご紹介です。

アスパラはカラダにこもった熱を冷まし、余分な水分を出します。冬の間にカラダにため込んだ余分なものを出すのに最適です。

丸ごと1本に豚肉を巻いて作ると、ボリューム満点で食べごたえがあります。

 

 

 

3月4日(日) 美化薬膳 86

 

今日は小松菜とキムチの卵炒めです。

春のデトックスに大敵な便秘解消を目的とした炒めものです。

小松菜とキムチの白菜は胃腸の通りを良くし、唐辛子は消化不良を改善、卵はカラダに潤いを与えるので、乾燥便秘タイプにも良い組み合わせです。

作り方も簡単です。ごま油で小松菜とキムチを炒めて、最後に卵を加えて炒め合わせるだけ。味付けはキムチの味にもよりますが、オイスターソースと醤油少々で調整してください。

 

 

 

3月3日(土) 美化薬膳 85

 

 

今日はひな祭り🎎スペシャル美化薬膳です。

まずはちらし寿司です。

写真のように具材や盛り付け次第で色々なアレンジができますよね。

薬膳的効能としては、酢飯についてお話しします。春の食養生には酸味を取り入れることがあります。酸味は春の五臓「肝」の機能を活発にします。そして酸味に甘みをプラスすることも大切です。酸味の胃腸への負担を軽減します。

さっぱりとした味付けが良い春には甘酸っぱい酢飯が美味しく感じられるはずです。

 

 

つぎにハマグリのお吸い物です。

、ハマグリが高くて買えず今日はホンビス貝のお吸い物になってしまいました💦

ハマグリはカラダに潤いを与え、カラダの余分な熱を冷ましたり、老廃物を代謝させる効果があると言われています。むくみやほてり、のぼせなどがある方に向いています。鉄分も多く含むので、女性にピッタリ!まさにひな祭りのための貝です☆彡

 

 

 

3月2日(金) 美化薬膳 84

 

今日は目に効くキャロットラペです。

最近、老眼がひどくなり困っているので、目に効果がある人参をたくさん食べられるキャロットラペを作りました。

薬膳では目の機能を高めるには、目とつながりのある肝を養い、血を蓄えることが必要と考えます。

それが人参にはあり、また血を補う効果があるレーズン、アーモンドを組み合わせることで効果倍増です。

千切りだと大変なので、ピーラーを使うと簡単です。一度にたくさん作って作り置きもいいですね。

 

 

 

3月1日(木) 美化薬膳 83

 

今日は簡単ラーパーツァイのご紹介です。

白菜を千切りにし塩をしてしんなりしたら、甘酢(手作り、市販どちらでも)につけます。

そして食べる直前にフライパンにごま油と粉山椒をいれ、火にかけ少し煙が出るくらいまで熱して、熱々のごま油を甘酢漬けの白菜にかけます。簡単ですが、このひと手間でとても美味しくなります。

白菜はデトックスが必要な春の時期に胃腸の通りを良くします。

 

 

 

2月28日(水) 美化薬膳 82

 

今日は豆腐ときのこと水菜の煮物をご紹介します。

女性にとって豆腐は毎日でも食べたい食材です。

調理方法もたくさんありますが、私はやさしい味で煮た豆腐が好きです。

目の充血や痛み、のどの乾きなどにも効果があります。花粉で目がかゆいときなどはおススメです。

 

 

 

2月27日(火) 美化薬膳 81

 

今日はほうれん草とワカメとえのきの生姜和えです。

ほうれん草、ワカメ、えのきの組合せは便秘の方におススメです。

さっぱりと生姜とポン酢などでいただくと、気分もさっぱりするんですよ。

 

 

 

2月26日(月) 美化薬膳 80

 

今日は白菜とハムのマヨネーズ和えです。

白菜は生で食べるとシャキシャキとして、加熱した白菜とは違う食感が楽しめます。

白菜は胃腸の働きを良くして便通を良くします。お腹が冷える方は控えめにしてくださいね。

 


 

 

冬枯れに負けないように美化薬膳

特集です☆彡

 

 

2月25日(日) 美化薬膳 79

 

今日は蓮根の簡単キンピラです。

蓮根はカラダの余分な熱を冷まし、潤いを生む食材と言われています。

口の乾き、咳、鼻血などにも。

更年期などでほてりなどを感じる方には、カラダの余分な熱を取り、潤いを与えてくれる蓮根は強い味方になりますよ☆彡

 

 

 

2月24日(土) 美化薬膳 78

 

今日は小松菜とツナの炒めものです。

小松菜はカラダの余分な熱を冷ますので、黄色い痰の出る咳や食べ過ぎによる便秘などに効果があります。

余分なものはためないのが美化の基本ですね。

 

 

 

2月23日(金) 美化薬膳 77

 

今日はかぶの白味噌汁です。

かぶはカラダを温め消化不良、膨満感、咳、できもの、便秘などに効果があると言われています。

やわらかく煮ると甘味も増し消化にも良いので、寒い時期は加熱して食べるのがおススメです。

カラダに余分なものをため込むのは美化の大敵ですね。

 

 

 

2月22日(木) 美化薬膳 76

 

今日は鶏ガラスープをご紹介します。

鶏ガラを5時間煮込んだ滋養たっぷりのスープです。

薬膳原料を調理する場合は、原料から素材自身の美味しさ引き出すので、素材が本来持っている旨味を変える必要はない、なぜならばその味も薬効の一部分であるからです。このことを原汁原味(げんじゅうげんみ)といいます。

私はこのスープのおかげで、ひきそうだった風邪が逃げていきました!

カラダの隅々までしみわたる味です。

 

 

 

2月21日(水) 美化薬膳 75

 

今日はカラダの中をスッキリさせる青梗菜とトマト、卵の炒めもののご紹介です。

まだまだ寒い日が多く、鍋やおでん、グラタンやシチューなど、ついつい食べ過ぎて膨満感気味だったりしませんか?

そこで今日は消化を促して胃腸をスッキリさせる組み合わせ食材の炒めものです。

青梗菜とトマトは胃腸の通りを良くして消化不良を改善し、卵には胃の機能を正常にする作用があります。

フライパンで溶き卵をふんわりと炒めて取り出し、食べやすい大きさに切った青梗菜、くし形に切ったトマトをごま油で炒め、オイスターソースと塩、コショウで味つけし、最後に炒めた卵も加え合わせます。青梗菜を炒めた甘み、トマトの酸味と卵のまろやかさが味わえます。

 

 

 

2月19日(月) 美化薬膳 74

 

今日は中華街風の焼き豚です。

焼き豚のタレには色々なスパイスを使いますが、その中で今日は『八角』をご紹介します。八角はカラダを温め胃腸の機能を回復したり、気の巡りを良くし、腹痛などの痛みを止める働きがあります。

八角が入ると本格的な味になります。見た目も美しいスパイスです。

 

 

 

2月18日(日) 美化薬膳 73

 

今日は野菜たっぷりカルビクッパです。

もやし、葱、人参、ニラ、椎茸、きのこ、卵、牛肉、ご飯が入った気血増し増しのクッパです。

ご飯は胃腸の調子を整え、カラダを元気にします。お米は平性の食材で体質を選びません。

冷蔵庫に残っている野菜と卵とご飯で作れるので、時間がない時のご飯にピッタリですよ。

 

 

 

2月17日(土) 美化薬膳 72

 

今日はニラと葱のチヂミです。

ニラは腎の働きを高めカラダを温めます。気の巡りを良くしたり、滞った血を解消する働きもある優れた食材です。

葱も気血の巡りを良くしカラダを温めます。

すりおろしたにんにくをタレに加えたりすれば更に温めることができますね。

冷えは女の敵です。まだまだ寒い日がありますので、皆さん冷えにはお気をつけくださいね。

 

 

 

2月16日(金) 美化薬膳 71

 

今日はエゴマ入りシュウマイをご紹介します。

スーパーでエゴマを購入しました。エゴマはシソ科の大葉に似ている葉です。

エゴマ油はオメガ3系の油で、認知症やアンチエイジング、アレルギー予防などで以前から注目されていますね。

中医学でも五臓のうち、老化防止に関係する脾肺腎の機能を高めて気血を生み出し、虚弱体質、食欲不振、アレルギーなどに効果があると言われています。

細かくしたエゴマをシュウマイの具に入れ、ごま油風味の酢醤油に千切りにしたエゴマを入れたタレでいただくと、ふわっとエゴマの香りがして美味しいですよ。

 

 

 

2月15日(木) 美化薬膳 70

 

今日はぜんまいの煮物です。

山形で採れたぜんまいを送ってもらったので煮物にしました。山形ではお雑煮に入れたり、よく食べられている食材です。

太くてやわらかくて本当に美味しいので故郷の味をお伝えします。

ぜんまいは補腎、補血のほかに便秘やむくみなどにも効果があります。

山菜なので山の栄養がギューっとつまった感じがします。味をお届けできないのが残念です。

ナムルやお味噌汁に入れても美味しいですよね。

 

 

 

2月14日(水) 美化薬膳 69

 

今日はいちご🍓の牛乳かけです。

いちごは口の渇きや消化不良に効果があり、牛乳も血不足からの便秘やカラダの弱い人の下痢などに効果があります。

お腹を整えるのは美化の基本です。春らしいこんなおやつはいかがですか。

私はいちごを少しつぶしてピンク色のいちご牛乳にして食べるのが大好きです❣

 

 

 

2月13日(火) 美化薬膳 68

 

甘酒紅茶のご紹介です。

今日はなんだか、背中の後ろがゾクゾクして寒気を感じたので、すぐに葛根湯を飲みました。

さらに酒粕と黒砂糖、生姜があったので甘酒を作り、紅茶にブレンドして飲み、カラダはポカポカに!

酒粕は温性で気を補い血を巡らせます。黒砂糖、生姜も温性で風邪による寒気などを緩和します。

本格的な風邪症状が出る前にゾクゾクっとしたら、カラダを温めることが大切です。

風邪は万病の元、美化を心がけるなら、ひかないように薬膳の養生を!

 

 

 

2月12日(月) 美化薬膳 67

 

今日は寒い日にピッタリ大根と白菜と鶏手羽の中華スープです。

寒い時に温かい汁物って本当に美味しいですよね。私はコトコト煮込んだスープが大好きです!

大根、白菜、鶏肉は胃腸に良く、鶏肉はお腹を温めて気を養います。

寒い朝も寒い夜もこんなスープがあると嬉しいです❣

 

 

 

2月11日(日) 美化薬膳 66

 

今日は焼き長芋のハニーマスタードソースです。

長芋を皮付きのまま輪切りにし塩少々をふります。フライパン、魚焼きグリル、トースターなどで素焼きにして、ハニーマスタードでいただく簡単なメニューです。ワイン🍷にも合うんですよ。

長芋、山芋、自然薯などは薬膳では老化防止の食材と何度か取り上げています。

今日使われている長芋、はちみつ、マスタードは全て肺を潤す作用があり、乾燥による空咳、便秘、乾燥肌などに効果があります。女性はお肌には一年中気を使います。そして年齢を重ねるほど潤いがなくなり、気になってしまいますよね。暖房などでお部屋が乾燥する時期ですから、クリームなどをたっぷり塗るのも必要ですが、これらを食べることで、カラダの中からも潤いを生み出してくださいね。

 

 

 

2月10日(土) 美化薬膳 65

 

今日は餃子の皮のスパイシーサモサをご紹介します。

じゃがいも、玉葱、豚ひき肉の具の他にナツメグ、クミンシード、ブラックペッパーなどスパイスをたくさん入れています。ナツメグは漢方薬にも使われる生薬で、胃腸を温め冷えによる腹痛、下痢、胃痛、嘔吐などに効果があると言われています。スパイシーサマサに使うスパイスは皆さんのお好みで、八角やシナモン、山椒などでも美味しくいただけると思います。

おかずはもちろん、おやつにもピッタリです!

 

 

 

2月9日(金) 美化薬膳 64

 

今日はサーモンのちゃんちゃん焼き風ホイル焼きです。

ちゃんちゃん焼きを簡単にホイル焼きにしてみました。ポイントの味噌ダレに使う味噌やみりんはカラダを温めます。

鮭は以前にもご紹介(美化薬膳2.美化薬膳13)しましたが、女性は特に食べた方が良い食材でしたね。

ちゃんちゃん焼きの定番野菜の他に冬の薬膳で食べた方が良い野菜のブロッコリー、かぶ、長葱、ニラなども加えて、ホイルで包むだけの意外に簡単な味噌ダレのホイル焼きです。一度お試しください。

 

 

 

2月8日(木) 美化薬膳 63

 

今日は黒豆+黒米ご飯です。

黒豆はフライパンでからいりしてから炊くといいですよ。

黒豆や黒米などの黒い食材は、腎の働きを高めると考えられています。

アンチエイジングには腎を補う補腎が欠かせないのですが、黒いものを食べるだけなら簡単なので、細く長く続けることができますよ。

 

 

 

2月7日(水) 美化薬膳 62

 

今日は鶏の唐揚げ 葱生姜ソースのご紹介です。

鶏肉…胃腸を温め気を補う

長葱…カラダを温め気血の巡りを良くする

生姜…カラダを温め発汗を促し風邪のひきはじめに効果がある

 

温める食材を合わせて使うと冬の薬膳の完成です。

寒い日には冬の薬膳でカラダを温めましょう!

 

 

 

2月6日(火) 美化薬膳 61

 

今日はカラフルなカリフラワーのピクルスです。

近所で開催している朝市でカラフルなカリフラワーを見つけました。色がきれいで嬉しくなりました。

カリフラワーは消化機能を高めて食欲不振や慢性胃炎、膨満感などに効果があります。ピクルスにして冬太りの箸休めにいかがですか。

今回は簡単ピクルス。甘酢を作り、そこにコリアンダー、フェンネル、シナモン、ブラックペッパーを入れて、茹でたてのカリフラワーを漬け込みました。温かいうちに漬け込むと味がしみこみやすいので、すぐに食べられます。

 

 

 

2月5日(月) 美化薬膳 60

 

今日は牡蠣とゴロゴロ葱のオイスター炒めです。

牡蠣は何度か登場していますが、更年期世代には取り入れて欲しい食材です。

カラダが何となく熱くて寝つきが悪い、イライラして不眠気味、心配事があって不安がつきまとうなど、更年期にはよく聞かれる症状ですが、牡蠣は心や肝の機能を高めて血を補うことで、精神を安定させ不安を鎮めます。

牡蠣と大きく切った長葱を炒めてから、酒を入れて蓋をして少し蒸します。葱の甘さを引き出したら、最後にオイスターソースなどの調味料で味をからめます。旨味たっぷりの炒め物です。

 

 

 

2月4日(日) 美化薬膳 59

 

今日は立春です!春の始まりです🌸

スーパーでも春の野菜『ウド』が並ぶようになりました。

そこで今日は、

ウドとワカメの酢味噌和え

ウドと牛肉のピリ辛炒め

ウドの皮と人参のきんぴらをご紹介します。

ウドは捨てるところがないと言われる野菜です。

今回はさっぱりと生のままで酢味噌和え、コチュジャンを使ったピリ辛の炒め物、皮の部分で人参ときんぴらにしました。

ウドの効能は肝、腎、膀胱に帰経して働きを高めます。

痛みを止める作用があり、足腰がだるく痛む、むくみ、しびれ、頭痛などに効果があります。

漢方ではウドの根茎部分を乾燥したものを独括(どっかつ)と言い、発汗、鎮痛作用などで使われています。

まだまだ寒い日が続きますが、春の野菜を見ると、少しずつ春の訪れを感じますね🌸

 

 

 

2月3日(土) 美化薬膳 58

 

今日は芝海老のスパイシー揚げです。

私は芝海老がお店に並んでいると美味しいので、ついつい買ってしまいます。

海老はカラダを温める食材。そして老化に影響する腎を補います。

芝海老は、天ぷらやフリットなど揚げ物に向いています。

長いヒゲや硬い尖った部分をハサミで切り落として下処理をしたら、あとは片栗粉をまぶして素揚げするだけ。

芝海老は大きくなく薄いので揚げ油もたくさん入れずにすみます。

殻付きなのでカルシウムもとれるのがいいですね。

そして仕上げに食塩とスパイスをかけるのですが、今回のスパイスはカラダを温める効果のある唐辛子、山椒、生姜、食塩が入ったミル付きのスパイスを見つけたので、これを使いました。

 

 

 

2月2日(金) 美化薬膳 57

 

薬膳恵方巻第二弾は、生命エネルギーである気を補う、補気海苔巻きです☆彡

海老、マグロ、アボカド、卵が入った海苔巻きは、カリフォルニアロールなどで意外に多い組み合わせです。

薬膳で考えると、この組み合わせは全て気を補う効能があります。

海鮮類はカラダを冷やすと思われがちですが、海老、マグロはカラダを温めます。

そして気を補った時は、全身に気を巡らせる食材も一緒にとるのがポイントです。それが茹でた三つ葉です。

三つ葉は気を補う作用と、補った気を全身に巡らせる作用の両方があります。

酢飯に使う酢もカラダを温めます。

気が不足するとカラダが冷えやすくなります。この寒い時期に冷えてしまうと、より辛いので温めるのも大事です。

疲労倦怠感気味、冷えを感じる、元気不足、やる気が出ないと感じる方は、具材に海老、マグロ、アボカド、卵をお試しください。

 

 

 

 

2月1日(木) 美化薬膳 56

 

今日は薬膳恵方巻をご紹介します☆彡

立春の前日は節分です。今年は2月3日が節分になります。季節を分ける日と言われ、翌日から季節は春です🌸

今年はまだまだ寒いですが、もうそこまで春がきているのですね。

そんな節分に食べる恵方巻。新しい季節を健康に迎えるために薬膳恵方巻を作りました!

牛肉、人参、ほうれん草、雑穀米に白ごま、すし酢の代わりにクコの実のレモン汁漬けを刻んで入れています。牛肉、人参、ほうれん草は血を養い、雑穀米も気血を補うのに欠かせません。

気血モリモリ巻きと言ってもいいですね。

ぜひ大きな口を開けて召し上がってみてください。今年の恵方は南南東です。

 

 

 

1月31日(水) 美化薬膳 55

 

今日はラム肉のカレーです。

皆さんは羊肉は召し上がりますか?

冷え性の方はぜひ羊肉を試してみてください。

薬膳では羊肉は腎の機能を高めて陽気を補いカラダを温め、消化機能である脾胃を温めて働きを良くし、気血を生み出して補います。冬にカラダの芯から冷える人、冬場に腰や膝が痛くなる人、疲れやすい人に適応します。

最近はラム肉の薄切りなども手に入りやすくなりました。その薄切り肉を粗みじん切りにし、カレー粉の他にシナモンや山椒、生姜、にんにく、陳皮も入り、カラダを温める力をパワーアップしたカレーです。

 

 

 

1月30日(火) 美化薬膳 54

 

シナモンシリーズ薬膳サングリアです。

以前に一度ご紹介していますが、とても美味しかったので、もう一度ご紹介します。

シナモンは桂皮(けいひ)という生薬名です。その名の通り樹皮を乾燥させたものです。樹木が原料の桂枝(けいし)は枝なので、桂枝より樹皮を使う桂皮の方がカラダを温める力が強いのです。漢方薬に使う時も少し使い道が違います。

 

 

 

1月29日(月) 美化薬膳 53

 

シナモンシリーズマサラチャイです。

シナモン、クローブ、カルダモン、紅茶、ミルク、砂糖で作ります。

シナモンは様々な漢方薬にも使われているほど、とても身近なスパイスです。

クローブは丁香(ちょうこう)や丁子(ちょうじ)と呼ばれ、カレーやチャイに使われます。

カルダモンもカレーやチャイやラッシーなどに使われます。気の巡りを良くしてお腹を温めます。

チャイも美味しい漢方薬ですね。

チャイに使う紅茶はアッサムが向いています。

 

 

 

1月28日(日) 美化薬膳 52

 

シナモンシリーズシナモンティーです。

紅茶、シナモン、ナツメ、生姜を入れて作ります。

紅茶は発酵したお茶でカラダを温め、イライラや動悸を落ち着かせます。

ナツメ、生姜、シナモンなどを入れたこのお茶は、冷えに悩む方には特におススメです。甘味は黒砂糖が良いでしょう。

 

 

 

1月27日(土) 美化薬膳 51

 

シナモンシリーズ焼きりんごです。

りんご🍎はカラダに足りない水分を補い、胃腸虚弱、潤い不足、二日酔いなどに効果があります。

寝る時に枕元に置いて寝ると良く眠れるそうですよ。甘い香りで癒されてください。

 

 

 

1月26日(金) 美化薬膳 50

 

シナモンシリーズ焼きバナナシナモンがけです。

バナナは南国のフルーツでカラダの熱を冷ます働きがあるので、冬はあまり食べないのですが、シナモンを見たら、どうしても焼きバナナが食べたくなりました。

バナナは胃腸や肺を潤すので、空咳や便秘に効果があります。

食べ過ぎるとカラダが冷えやすくなるので注意してくださいね。

 

 

 

1月25日(木) 美化薬膳 49

 

先日お友達がスリランカ旅行に行き、数種類のスパイスを買ってきてくれました!

今日はその中からシナモンについてお話します。

シナモンはシナモンロール、アップルパイなどに入っているので、身近なスパイスだと思います。日本では『ニッキ』と呼ばれ、飴などで親しまれています。クスノキ科のケイの木及びニッケイ類の樹皮です。

胃腸を温め、冷えからの腹痛、関節痛、生理痛などに効果があります。

私はシナモンの香りが大好きなので、シナモンを使った簡単薬膳をいくつかご紹介していきますね。

 

 

 

1月24日(水) 美化薬膳 48

 

今日は麻婆茄子に使っている山椒についてお話します。

山椒はピリリと辛さと香りがたまらない調味料ですが、カラダを温める力が強い熱性のものです。

冷えからの腹痛、下痢などに効果があります。カラダの余分な水分をとる働きもあるので、むくみや吐き気などにも。

うなぎや麻婆豆腐などにはもちろん、炒め物や汁物にも使えるので常備するといいですね。

 

 

 

1月23日(火) 美化薬膳 47

 

今日はきのこと豚バラ肉の味噌汁です。

シンプルにきのこと豚バラ肉と長葱で作りましたが、ごぼうや里芋、豆腐などを加えても、とても美味しいお味噌汁です。

きのこの中でも、えのきだけはリーズナブルなうえ、どんな味付けでも合いますよね。

えのきだけは便秘や高血圧、動脈硬化などにも効果があると言われています。

豚肉も潤いを生む食材なので、きのこと豚肉の組合せは、乾燥した腸を潤すので、便秘の方にはとても良いでしょう。

便通が良くなれば、肌の調子もあがってきますよ。

 

 

 

1月22日(月) 美化薬膳 46

 

今日は蒸し鶏の生姜葱ソースです。

鶏肉は気を補いカラダを温めると何度かご紹介したので、今日は葱と生姜のお話をします。

葱はカラダを温め風邪の悪寒を取り除いたり、冷えからのお腹の痛みを取り除いたりと昔から薬効の高い野菜として知られています。

生姜もカラダを温めるのはもちろん、発汗により風邪の寒気を取り除いたりします。冷えの改善や胃腸の冷えによる下痢や吐き気などにも効果があります。

温める食材をうまく組み合わせると、カラダの中から冷えや風邪を追い払うことができそうですね。