美化薬膳

食べて美しくなれる!

そんなお得な薬膳料理をご紹介いたします

 

 

 

 

8月1日(水) 美化薬膳234

 

今日はオクラの冷製スープです。

オクラの原産地はアフリカ北東部で古代よりエジプトなどで食され、日本には幕末に伝来した様です。アフリカが原産地ということは、やはり暑さに耐えて育つ野菜で、日本でも夏が旬の野菜です。性味は辛味、苦味、涼性と暑さによる邪気に有効な性質で、食欲不振や便通改善に効果があります。ネバネバ効果とミネラルも豊富なので、夏バテ防止に取り入れたい食材です。今日は豆乳スープを作り、茹でてみじん切りにしたオクラを加えてよく混ぜ、冷やしていただく冷製スープにしました。

 

上村 佳子

 

 

 

7月31日(火) 美化薬膳233

 

今日はスイカです。

本当に毎日毎日暑いですね☼今年は酷暑などと言われ、スポーツドリンクが飛ぶように売れているそうですが、私達が昔から夏に食べているスイカに塩!まさに天然のスポーツドリンクです。薬膳でスイカはカラダの熱を冷まし、水分補給としてだけではなく、暑気あたりなどに効果があります。是非、天然塩をかけて食べてください。🍉

 

瀧 直実

 

 

 

7月30日(月) 美化薬膳232

 

今日はきゅうり味噌です。

きゅうりがパリッとみずみずしい季節ですね。火を使いたくない夏にはヘビーローテーションのメニューだと思います😊

きゅうりはカラダの熱を冷まし、利尿効果で余分な水分も出してくれる夏にはピッタリの食材です。冷やす力があるので、お腹を温める味噌と合わせてとるのは先人の知恵なのですね。

 

瀧 直実

 

 

 

7月29日(日) 美化薬膳231

 

今日はサバのレモンマリネです。

暑い日が続いています。熱中症などで具合が悪くなる方もたくさんいるようです。涼しいところにいる時でもしっかり水分を取り、脱水を防ぎ血液をサラサラに保つことはとても大切です。サバは気血を補い、疲労回復の効果がある上に、血液をサラサラにするEPAや脳に良いDHAを多く含んでいます。この季節には意識して食卓にのせたい食材です。

 

瀧 直実

 

 

 

7月28日(土) 美化薬膳230

 

今日はもち麦のとろろご飯です。

私が胃が弱って何となく疲れが出た時に食べたくなるもののひとつに、とろろご飯があります。山芋には脾胃の虚弱を補益

する効能があり、食欲不振、膨満感、疲れやすい、むくみ、下痢などに効果があります。また血、津液、精を養い生み出します。もち麦の大麦は、熱を取り除き、脾胃の虚弱を改善します。食材の効能をみても私が食べたくなるのがわかります。シンプルな一品ですが、山芋には強壮効果もありますので、今年の暑さに対応するにも、麦ご飯ととろろを食養生として是非お試しください。

 

上村 佳子

 

 

 

7月27日(金) 美化薬膳229

 

今日は甘酒プリンです。

最近の甘酒ブームのおかげで、いろいろな種類の甘酒が店頭に並んでいますね。甘酒はカラダに元気を与え、夏バテなどに効果があります。カラダに潤いを与え血行促進も。やはり飲む点滴ですね。このプリンもお砂糖は加えず甘酒の甘さだけなので優しい味です。

 

瀧 直実

 

 

 

7月26日(木) 美化薬膳228

 

今日は赤しそ寒天です。

先日ご紹介した、しそ茶にレモン汁を加えると、このようなキレイな赤に変わります。お砂糖と寒天を加えると爽やかなデザートになりました!赤しそはアレルギー、美肌効果もあり、気の巡りも良くなるので女性には嬉しいですね。

 

瀧 直実

 

 

 

7月25日(水) 美化薬膳227

 

今日はチキン南蛮です。

鶏肉はコラーゲンを含んでいます。コラーゲンの生成を助けてくれるビタミンCを一緒に摂ることも大切なので、タルタルソースの中にレモン汁を入れました。刻んだ大葉も加えたので、夏らしい爽やかなタルタルソースになりました。鶏肉に含まれるアミノ酸の一種のイミダペプチドは抗疲労効果があるので、夏の暑さからの疲れにもピッタリです。

 

瀧 直実

 

 

 

7月24日(火) 美化薬膳226

 

今日は魚介のブイヤベースです。

すごい低い温度設定にしている訳ではないのですが、一日中冷房にあたると何となく肘や足先が冷たくなって、肩こりも感じます。ちょうどお仕事でスズキのあらをいただいたので、カラダを少し温めて気血を巡らせようと思いブイヤベースを作りました。スズキは冷えで弱った脾や胃の虚弱状態を補い改善します。海老もカラダを温めて、冷えや足腰のだるさに効果があります。あさりはカラダを冷やしますが、夏場なので温に偏り過ぎるのを防ぎます。ちゃんと作るブイヤベースにはサフランが使われますが、自家製の紅花酒があったのでサフランの代わりに使用しました。紅花には血を巡らせて、肩こりなどを改善する作用もあります。魚介の出汁たっぷりなスープをバゲットとともにいただきました。

 

上村 佳子

 

 

 

7月23日(月) 美化薬膳225

 

今日はなめこの海苔おろし和えです。

夏バテ予防に欠かせないネバネバパワー、なめこのネバネバ成分ムチンで、疲労回復や胃腸の調子を整えます。大根も涼性なのでカラダを冷やし、滞った気の巡りを良くします。今日は大根おろしに、カラダの熱を取り利尿効果で湿を取る焼き海苔もプラスしました。海苔の香りと旨味がプラスされ、さっぱり美味しくいただけます。

 

上村 佳子

 

 

 

7月22日(日) 美化薬膳224

 

今日はトマトと塩昆布の旨み和えです。

最近凝っているのがトマトと昆布の組み合わせです。トマトの煮込みなどを作る時も昆布だしを組み合わせ、グルタミン酸の旨みの相乗効果で美味しさ倍増です。

そして今日は簡単手間いらずの一品です。トマトを切って塩昆布を混ぜるだけです。朝作り、冷蔵庫で冷やしておけば夕飯時には旨みが馴染み、仕上げにオリーブオイルをかけていただきます。トマトの薬膳効果は、津液を生み出し口の渇きを止め、胃の働きを高めて食欲不振を改善をします。昆布は寒性なのでカラダを冷やす効果があります。

 

上村 佳子

 

 

 

7月21日(土) 美化薬膳223

 

今日は金針菜、黒木耳入りピーマンの肉詰めです。

ピーマンの肉詰めは薬膳で考えると夏に食べるとより効果的です。ピーマンは夏に影響する心や胃の機能を高め、夏バテ気味での精神不安や食欲不振に適応します。豚肉は汗をたくさんかいて失われがちな気、血、津液不足を補います。この2種類の食材でも十分に薬膳ですが、今日はもう少しパワーアップしたバージョンで、金針菜と黒木耳をみじん切りにして加え、金針菜の戻し汁も混ぜる時に少量入れました。金針菜はユリ科カンゾウ、ヤブカンゾウなどの花蕾を蒸して乾燥させたものです。カラダの熱を冷まし、利尿作用で湿を取り除きます。鉄分も多く含むので血を補います。黒木耳も気血を補うので、このふたつのどちらかをちょい足しすると、パワーアップした夏バテ防止のピーマンの肉詰めになります。金針菜は中華食材を扱っているお店やAmazonなどで購入可能です。今回使用したのは乾燥タイプですが、生のものは中毒を起こすこともあるので、必ず加熱調理が必要です。

 

上村 佳子

 

 

 

7月20日(金) 美化薬膳222

 

今日はうなぎです。

今日は土用丑の日です☆彡

土用とは夏だけでなく各季節にあり、ちょうど季節の変わり目です。

うなぎは良質のたんぱく質でビタミンAを含むので、目にもとても効果があります。薬膳では肝と腎を補いカラダに元気を与えます。精をつける食べ物の代表ですね。細かく刻んでご飯にまぶしたり、きゅうりと合わせたり、山芋と合わせたりと夏バテ防止にも大活躍の食材です。

 

瀧 直実

 

 

 

7月19日(木) 美化薬膳221

 

今日は苦瓜の卵とじです。

私は梅雨時が苦手で食欲が落ちて少し痩せるのですが、夏は大好きで食欲もすっかり回復し、痩せた体重も元に戻ります。そして大好きな夏に一番食べたくなるおかずが苦瓜の卵とじです。苦瓜は解暑、明目、解毒の効能があり、暑気あたりや発熱、下痢、目の疲れに適応します。苦瓜の苦味には解熱、多汗の症状を取り除く、カラダの湿を取り除くなど夏バテを防ぐ味の働きもあります。このお料理の味付けは、めんつゆバージョンとナンプラーバージョンがあり、卵が苦味をマイルドにして、ご飯のおかず、ビールなどのお酒にもぴったりです。

 

上村 佳子

 

 

 

7月18日(水) 美化薬膳220

 

今日は夏野菜のグリルマリネです。

今日の野菜は神奈川産のものです。薬膳では『身土不二(しんどふじ)』という言葉があり、私達人間も自然の一部で、土地の風土や気候と切り離して考えることはできません。そこの土地でその季節にできるものをいただくのが、私達人間にとって一番自然で一番良いというものです。まさに今日のお料理は身土不二です。神奈川の恵みをいただきます🍴

 

瀧 直実

 

 

 

7月17日(火) 美化薬膳219

 

今日は豆腐のお好み焼きです。

豆腐とキャベツ、卵、豚肉に大さじ3の米粉を入れています。本当にふわふわで糖質も少なく大満足です。

豆腐はカラダの余分な熱を取り除き、潤す働きもあります。同じくカラダの余分な熱や湿気を取り除くキャベツと合わせています。簡単なのでお昼やおやつにいかがでしょうか。

 

瀧 直実

 

 

 

7月16日(月) 美化薬膳218

 

今日はカレー風味の人参しりしりです。

人参しりしりは沖縄の郷土料理です。人参は夏バテ気味で弱った消化機能に働きかけ、消化力を促進させます。具材に入れたマグロのツナは、気血を補い夏バテ気味の元気回復につながります。カレー粉のスパイス効果が食欲をそそるので、夏バテ気味で食欲が落ちている時に是非食べてみてください。

 

上村 佳子

 

 

 

7月15日(日) 美化薬膳217

 

今日はハトムギとココナッツミルクの寒天ゼリーをご紹介します。

日本の夏は以前にも増して高温多湿です。暑さの邪気に湿が加わると、本当にカラダは不快に感じます。その暑さと湿をおさめる寒天ゼリーを作りました!ココナッツは南国で育つだけあり、暑さをとり、口の渇きを止めたり、利尿作用で湿をおさめます。ハトムギも同様に熱を冷まし、利尿作用があります。そして一番嬉しいのは両食材とも美肌効果があることです。

今日はゼリーに更にスイカと茹で小豆をトッピング☆彡暑さ、湿対策倍増です☆彡

 

上村 佳子

 

 

 

 

7月14日(土) 美化薬膳216

 

今日は冬瓜と鶏手羽のスープです。

冬瓜の効能は以前にもお話ししましたが、今日は皮と種の部分も写真のように先に煮出し、そのスープで冬瓜の実と鶏肉を煮ました。そうすることで、より冬瓜の効果が発揮されます。

私は冬瓜スープをたっぷり飲むと尿がたくさん出て、足が軽くなります。むくみがある方などは是非お試しください。

 

瀧 直実

 

 

 

7月13日(金) 美化薬膳215

 

今日は茄子と紅花の葉のお味噌汁です。

先日珍しい紅花の若葉を手に入れました。入手先は山形物産展です。瀧先生でおなじみの山形は、本当に美味しい食材がいっぱい、私も山形食材大好きです!生の紅花の葉の写真を撮るのを忘れてしまいましたが、今回は葉を湯がいて茄子の味噌汁に加えました。苦味やアクもなくシャキシャキとした歯ざわりで、とても美味しいです。紅花は花弁が漢方にも使われ、血の巡りを良くする効果があります。月経痛や月経不順、更年期障害、冷え性の改善などにも用いられています。葉の部分はビタミンEも多く、血行を良くし抗酸化作用もあるようです。

 

上村 佳子

 

 

 

7月12日(木) 美化薬膳214

 

今日は笹巻き(ささまき)です。

これは山形の郷土料理で、本当は端午の節句に男の子の成長を願い作られるのですが、年々、笹の収穫が遅くなり今になりました。

蒸したもち米を笹で巻き、きな粉や納豆、あんこなどをつけて食べます。本当に美味ですよ😊

漢方で笹は竹葉(ちくよう)といい、解熱、利尿や喉の渇きを止めたりする働きがあります。食品を長持ちさせる効果もあります。笹の香りにも癒されます。子どもの頃に笹で巻くお手伝いをしていたことを思い出します。

 

瀧 直実

 

 

 

7月11日(水) 美化薬膳213

 

今日はさくらんぼ🍒です!

私は山形出身なので、果物の中で一番好きなのが🍒さくらんぼです。

さくらんぼは湿気が原因で起こる、むくみや関節痛などに効果があります。また胃腸を健やかにします。

かわいい見た目なのですが、すごいヤツですね😊

 

瀧 直実

 

 

 

7月10日(火) 美化薬膳212

 

今日は梅ジュースです。

梅酒や梅ジュースなどは、お家で作る方もたくさんいると思います。梅の旬は6月~8月。梅は喉の渇きを癒し、痛みや腫れに効果があります。また出過ぎる汗や下痢などを止める収斂(しゅうれん)作用があるので、この季節にはピッタリです。

梅ジュースはお水や炭酸で割ると美味しいので、たくさん作ってもすぐなくなりますね。

 

瀧 直実

 

 

 

7月9日(月) 美化薬膳211

 

今日はホタテ缶と生キクラゲ、豆腐のうま煮です。

暑い日が続いていますね。今日は夏に取り入れたい食材を組み合わせたお料理をご紹介します。ホタテには喉の渇きを潤す作用が、豆腐にはカラダの熱を取り除いたり必要な津液を生み出したり、また胃腸を整えて気を補う作用があります。生キクラゲは補気養血作用で気血を補います。夏の暑さを乗り切るにはカラダの熱を冷まし、汗で失われた津液を補い、また夏バテしやすいので気血も補うことが大切です。今日の食材は夏バテ予防にピッタリです。取り入れてみてください。

 

上村 佳子

 

 

 

7月8日(日) 美化薬膳210

 

今日はじゃがいもチップスとアボカドディップです。

初夏から秋にかけて旬を迎えるじゃがいもには、胃、大腸の機能を整える作用があります。アボカドには通便作用があり、便秘の改善、また消化機能を補うので、気を生み出し疲労倦怠感にも適応します。梅雨から夏は消化機能に負担がかかる時期です。消化機能が落ちると気血が生み出されず夏バテしやすいので、じゃがいもやアボカドも取り入れてみてくださいね。

 

上村 佳子

 

 

 

7月7日(土) 美化薬膳209

 

今日はしそ茶のご紹介です。

赤しそを天日干しして、乾燥したものを3分くらい煮出して作ります。このお茶にレモン汁などを入れると、赤いきれいな色に変わります。香りの良いこのお茶はセミナーで人気があります。赤しそは気の巡りを良くして、胃の不快感や食欲不振の方などにおススメです。食中毒などに気をつけなければいけないこの時期にピッタリです。

 

瀧 直実

 

 

 

7月6日(金) 美化薬膳208

 

今日はくらげときゅうりの和え物です。

くらげはカラダの余分な熱を冷まし、痛みや熱を持ったできものや腫れものを小さくします。同じく余分な熱を冷ますきゅうりと合わせることで効果を高めています。

 

瀧 直実

 

 

 

7月5日(木) 美化薬膳207

 

今日はハトムギといろいろ野菜のサラダです。

ハトムギはこの季節には欠かせない食材です。利尿作用により体内の余分な水分を出してくれたり、胃腸の働きを正常にしたりと、今の季節のエース食材です🌟一晩水につけ、翌日たっぷりの水に入れて茹でて使います。プチプチの食感がクセになります。

 

瀧 直実

 

 

 

7月4日(水) 美化薬膳206

 

今日は冬瓜のコンポートのご紹介です。

いつもはスープや煮物にして食べることの多い冬瓜ですが、実はコンポートにして食べると、りんごや梨のような感じになります。角切りにして煮るとアロエのようです。冬瓜は傷をつけずに冷暗所に置いておくと、冬まで食べることができるので冬瓜という名前がついたそうです。この季節の湿気でカラダが重だるい、むくむなどの方には本当におススメです。たまには別の食べ方はいかがでしょうか。

 

瀧 直実

 

 

 

7月3日(火) 美化薬膳205

 

今日はお手軽そぼろ丼です。

このメニューは私が子どもの頃から好きなメニューです。玉葱のみじん切りと豚ひき肉を甘辛く煮て卵でとじています

豚肉はタンパク質、コラーゲン、ビタミンB群が豊富でお肌にgood!簡単なので是非作ってみてください。

 

 

 

7月2日(月) 美化薬膳204

 

今日は万能ネギの豚肉巻きです。

豚肉は何度もブログに登場していますね。豚肉は精(せい)血(けつ)津液(しんえき)などの陰分(いんぶん)を補い、精力をつかさどる腎(じん)の働きを強くして気血を補います。汗をかく季節には豚肉はおススメです。

 

瀧 直実

 

 

 

7月1日(日) 美化薬膳203

 

今日はカボチャとオクラとキャベツのお味噌汁です。

カボチャ、オクラ、キャベツはすべて甘味(かんみ)のものです。食材を分類すると甘味のものはたくさんあります。胃腸を健やかにしてくれるので、積極的に摂りたいですね。

 

瀧 直実

 

 

 

6月30日(土) 美化薬膳202

 

今日はとうもろこしの春巻きです

先日、薬膳のお友達が作ってくれました。初めて食べた時の感動🌟は今でも忘れられません。

生のとうもろこしを春巻きにしてお塩でいただくと、とうもろこしの甘味が口の中に広がります♬甘味は消化吸収の働きをする脾(ひ)を強くします。梅雨から夏へ向かうこの季節は、消化不良や下痢などになりやすいので、甘味のものを取り入れてみてください。

 

瀧 直実

 

 

 

6月29日(金) 美化薬膳201

 

今日は枝豆です。

サッカー⚽ワールドカップを観戦しながらのビールのお供にと茹でましたが、始まる前になくなってしまいました💦枝豆は気血を補い、疲れたカラダを癒します。更に胃腸にも良いので便秘などの方にもおススメです。植物性のタンパク質なので美肌にも!茹でるだけでも立派な薬膳ですね☆彡

 

瀧 直実

 

 

 

6月28日(木) 美化薬膳200🌟

 

今日で豆皿薬膳日記が200回を迎えました!ブログを見ていただいている皆様の「いつも楽しみにしています」「あれはどうやって作るの?」「夕飯の参考にしています」などのお声が励みになっています💛これからも身近で簡単な薬膳メニューをご紹介していきます!

 

今日はとうもろこしと枝豆入り豚ハンバーグです。

枝豆は気や血を補います。疲労回復、胃腸の働きの促進、カラダの中の水の巡りを改善したりと色々な働きがあります。黄色と緑のキレイな色なので、お弁当にもピッタリです。

 

瀧 直実

 

 

 

6月27日(水) 美化薬膳199

 

今日はとうもろこしご飯です。

毎年この季節のセミナーではお馴染みのご飯です。生のとうもろこしとお米を一緒に炊くだけなのでとても簡単なのですが、本当に美味しいのでいつも大人気です。

とうもろこしは利尿作用があるので、むくみやすい方などには特におススメです。特にヒゲの部分は玉米鬚(ぎょくべいじゅ)といって漢方薬に使われています。尿路結石などになりやすい方などは、とうもろこしのヒゲを乾かしてお茶にされると良いですよ。

 

瀧 直実

 

 

 

6月26日(火) 美化薬膳198

 

今日は大根と鶏手羽のさっぱり煮です。

お酢を使った、さっぱり煮をよく作ります。今日は大根と鶏手羽です。大根もお酢も胃腸の機能を高め、消化不良や胃もたれなどに効果があります。

 

瀧 直実

 

 

 

6月25日(月) 美化薬膳197

 

今日は五香粉風味の豚肉の唐揚げ野菜添えです。

五香粉風味の唐揚げはとても美味しく、今日は豚肉で作りました。五香粉には八角、桂皮、小茴香、花椒、陳皮、丁香などが配合されていますが、五には複数とか多数の意味もあるようで、必ずしも五種類のスパイスで調合されているとは限らず、四種、六種や七種が入っている場合もあります。そしていずれも辛味となります。辛味は気血を巡らせて体内の気のエネルギーを高め、また発汗作用もあります。梅雨の蒸し暑い時期には発汗させることで、カラダの熱を冷まし体内の余分な津液を調節します。

実はちょっと味付けがしょっぱくなってしまったので、レタスに唐揚げとたっぷりの野菜を入れて巻いて食べました。

 

上村 佳子

 

 

 

6月24日(日) 美化薬膳196

 

今日は砂肝と舞茸の山椒煮です。

ここ何回か登場している実山椒に今日は砂肝と舞茸を合わせました。砂肝は胃、小腸、膀胱に働きかけ、消化不良、胃もたれ、腹痛、腹部の膨満感などに効果があります。また胆石や尿路結石の予防にもなります。舞茸は脾に働きかけるので、砂肝と一緒に食べると消化系の機能が増しますね。

 

上村 佳子

 

 

 

6月23日(土) 美化薬膳195

 

今日はチキンのトマト煮込みです。

チキン、ズッキーニ、茄子、ピーマン、パプリカ、玉葱などをトマト缶で煮込みました。トマトはカラダを冷やす野菜ですが、煮込みやスープのように加熱するとカラダを冷やす作用が弱くなると言われています。蒸し暑い日や日光にたくさんあたった日は生で、雨で肌寒い日には加熱して食べるなど工夫されると効果もより発揮されますね。

 

瀧 直実

 

 

 

6月22日(金) 美化薬膳194

 

今日はズッキーニのオリーブオイル焼きのご紹介です。

私が子どもの頃にはなかったオシャレな野菜のひとつにズッキーニがあります。ズッキーニは茄子ときゅうりの間みたいな野菜かなと思っていたら、実はカボチャの一種なんです。βカロチンやナトリウムが豊富で、むくみやすい方にピッタリです。薬膳ではカラダにこもった熱を取り除き、必要な潤いを作り出す効果があります。発熱、顔が赤い、多汗、空咳、喉の渇きにも効果があります。

 

瀧 直実

 

 

 

6月21日(木) 美化薬膳193

 

今日は米粉のパンケーキです。

ここ数年、米粉をよく使っています。お米は気を補い胃腸の働きを良くします。上にかけたハチミツもまた気を補い胃腸の働きをアップします。小麦粉より軽く仕上がりますよ。

梅雨の時期は気持ちも滅入るので、たまには気分の上がる、こんなおやつはいかがですか?季節のフルーツなどを加えてもいいですよね🌟

 

瀧 直実

 

 

 

6月20日(水) 美化薬膳192

 

今日はじゃがいもとミョウガのお味噌汁です。

じゃがいもはお腹を温め、胃の機能を高めて胃酸の分泌を抑えてくれます。またむくみやすい方にもおススメの食材です。ミョウガは香りも良く気の巡りを良くし、胃腸の働きも良くします。このふたつの食材の組み合わせは最強コンビですね!

 

瀧 直実

 

 

 

6月19日(火) 美化薬膳191

 

今日は茄子と豚バラ肉の麻婆炒めをご紹介します。

このお料理は、梅雨の薬膳講座の時に”みんなでお料理を考えましょう”という時間に生徒さんが考えたレシピを私が再現したものです。茄子はむくみやすいこの季節にピッタリ。生姜は胃腸の働きを整え、下痢や食欲不振に効果があります。梅雨時にはピッタリの献立ですね☆彡

Kさんありがとうございました。

 

瀧 直実

 

 

 

6月18日(月) 美化薬膳190

 

今日は豆苗の豚肉巻きです。

娘が何かの動画サイトで見て、”こんな感じの料理”とイメージを伝えられて作ってみましたが、簡単で美味しかったです。塩コショウをした薄切りの豚肉で豆苗を巻いて焼いただけです。あっという間にできて簡単すぎですが、日々の料理はこういうのがいいですね。

豚肉は体力回復や空咳に効果があります。先日から咳で悩まされている私には豚肉が効果ありです。

 

上村 佳子

 

 

 

6月17日(日) 美化薬膳189

 

今日は空心菜の炒めものをご紹介します。

空心菜はシンプルに、にんにくオイルと塩で炒めるのが大好きです。熱を冷まして湿を乾燥させたり、解毒作用、また涼血といって熱による出血を止めたり、止血効果もあります。血便、尿の濁り、食中毒、鼻血に効果があります。

 

上村 佳子

 

 

 

6月16日(土) 美化薬膳188

 

今日はベビーコーンのオーブン焼きです。

この時期ベビーコーンが出回ると、ついつい買ってしまいます。皮付きのままオーブンで焼いて塩とオリーブオイルをつけて食べるのですが、焼くことで甘みが増して美味しいです。とうもろこしは、これからの時期どんどん出盛る旬の食材で、薬膳の効能からみても積極的に食べたい食材です。体内の水分調整をする消化機能を整え、利尿作用もあるので湿が体内にこもりがちで、むくみやカラダが何となく重だるい方は食べてみましょう。

 

上村 佳子

 

 

 

6月15日(金) 美化薬膳187

 

今日は茄子と絹さやの山椒の芽入り揚げ浸しです。

茄子と絹さやをさっと揚げて、熱いうちに山椒の葉入りポン酢に漬け込みました。山椒の葉を使う時には、手のひらで葉をたたき、香りをたたせてからポン酢に入れます。茄子がメインですが、今日は絹さやのお話しです。絹さやはえんどう豆の種類で若いさやの時期に食べるので絹さやと言われるようです。ビタミンCも豊富なので、紫外線の多いこれからの時期にいいです。カリウムもあるので利尿効果があり、むくみ防止になります。薬膳でも利尿効果の利水という作用の分類です。

 

上村 佳子

 

 

 

6月14日(木) 美化薬膳186

 

今日はあさりの酒蒸し山椒風味のご紹介です。

先日いただいた実山椒を下処理後、小分けして冷凍ストックにしました。冷凍にしても香り高く、あさりを酒蒸しする時に実山椒も入れて蒸しました。山椒の香りとピリッとした仕上がりで、とても美味しかったです。

あさりには熱を下げ、痰を柔らかくして取りさる作用があります。山椒は湿を乾燥させるので、痰が多い場合には効果があります。長らく咳が続いて痰が絡んでいる私にはピッタリの組み合わせかもしれません。

 

上村 佳子

 

 

 

6月13日(水) 美化薬膳185

 

今日はごぼうサラダです。

ごぼう、人参、きゅうり、ひじきを合わせました。人参以外の食材は、カラダの熱を冷ますものばかりです。今日この食材を選んだのは、カラダに余分な熱があるのかもしれませんね。

 

瀧 直実

 

 

 

6月12日(火) 美化薬膳184

 

今日はきんぴらごぼうです。

きんぴらに使うごぼうは根菜なので、カラダを温めるイメージがあると思いますが、意外にもカラダの熱をとり、口や舌の粘りや赤い吹き出物、腫れ物に効果があります。唐辛子を合わせれば冷え過ぎません。昔の方は、このようなことをきちんと知っていたのかもしれませんね。

 

瀧 直実

 

 

 

6月11日(月) 美化薬膳183

 

今日はパプリカのツナグラタンです。

パプリカの中にはカレーで味をつけたツナなど、好きな具材をいれチーズをのせて焼きます。チーズは肌や髪の乾燥に効果があります。

血虚(けっきょ)の方は眠りが浅く夢をたくさんみます。このような方にはチーズはおススメです。

 

瀧 直実

 

 

 

6月10日(日) 美化薬膳182

 

今日はアジのたたきです。

アジはEPA、DHA、ビタミンB群などの栄養成分を含んでいます。旬は5月~8月なので今がちょうど旬ですね。

私は青魚のお刺身が大好きです。アジは胃を温め補う効果がありますが、生姜や葱などの薬味をたくさん加えて食べると更に良いでしょう。味噌を加えて、なめろうにしてもおいしいですよね。

 

瀧 直実

 

 

 

6月9日(土) 美化薬膳181

 

今日はイカの南蛮漬けです。

イカは養血滋陰(ようけつじいん)の効果で血液を補強しカラダを潤します。五臓の肝と腎を補い、機能を回復する働きや胃腸を温め血行を良くする働きもあります。

最近、気の巡りが悪いのか、肩こりがあるので今日はイカを食べようと思います。

 

瀧 直実

 

 

 

6月8日(金) 美化薬膳180

 

今日は海老とブロッコリーとしいたけ炒めです。

完全に咳がひかないので、まだまだ肺の養生をします。今日の食材の中で肺や咳に効果があるのはブロッコリーとしいたけです。ブロッコリーは潤肺咽喉で、肺と咽喉を潤します。しいたけには、痰を切り、とかす作用があります。

 

上村 佳子

 

 

 

6月7日(木) 美化薬膳179

 

今日は実山椒をご紹介します。

浦和の夢工房MARUYAMAで開催しているセミナーの生徒様より、滋賀のご実家で採れた実山椒が届きました。つみたてをすぐに送っていただいたので下処理をしている間、部屋中が山椒の香りに包まれました。

山椒の効能は、脾、胃、腎に帰経し脾胃の消化機能を温め、寒邪を発散させ痛みを止めます。胃痛、腹痛、冷え、嘔吐に効果があり、また体内の湿を乾燥させるので、痰が多い、胃もたれ、下痢などにも効果があります。

 

上村 佳子

 

 

 

6月6日(水) 美化薬膳178

 

今日はオクラとヒラタケの煮浸しです。

連日の咳がまだ続いていて、少々疲れ気味と便秘気味に。

オクラは疲労倦怠感、消化機能の虚弱に効果があり便通作用もあります。ヒラタケはビタミンB群や食物繊維が豊富です。味染みが良く旨味成分も強いので、オクラと一緒に煮て酒、醤油だけの調味料で美味しい煮浸しができます。

 

上村 佳子

 

 

 

6月5日(火) 美化薬膳177

 

今日は白木耳とナツメのデザートです。

今日も自分自身のために咳に効果のある薬膳です。

白木耳はなかなか手に入りにくいのですが、食薬として効果が高い食材です。肺に潤いをもたらして、咳や血の混じった痰が出ている時に効果があります。少し咳をして疲れも出ているのでナツメも加えました。白木耳を水で戻してから砂糖で煮ます。砂糖は今回はきび砂糖を使っています。冷やしていただくと喉越しの良いデザートです。

 

上村 佳子

 

 

 

6月4日(月) 美化薬膳176

 

今日は長芋の明太子炒めです。

風邪?アレルギー?両方考えられる咳に連日悩まされているので、今日は自分自身のために薬膳ご飯を作りました。

長芋は薬膳では肺の虚弱による息切れや咳に効果があります。長芋を太めの千切りにし油で炒め、長芋に軽く火が通ったら明太子を加えて更に炒め、最後に醤油で味を調整したらできあがりです。青のりをかけると一層美味しくなります。

 

上村 佳子

 

 

 

6月3日(日) 美化薬膳175

 

今日はさつまいもの塩バター蒸しです。

ここ数日、さつまいもやじゃがいもが食べたい衝動に。さつまいもやじゃがいもは胃腸を丈夫にして気のパワーを補強します。いも類が食べたい私は、胃腸の働きが低下し、気が不足しているのだと思います。

 

瀧 直実

 

 

 

6月2日(土) 美化薬膳174

 

今日は切干し大根の煮物です。

オシャレではないのですが、煮物は気持ちがほっこりしますよね。

大根は胃腸にとても良く、気が上がってしまった時に出ることがあるゲップなどに効果があります。お腹が弱い方や下痢の方は、生で多食するのは避けた方が良いです。

雨が降ると気温が下がることがありますね。そんな日には温かい煮物はいかがですか。

 

瀧 直実

 

 

 

6月1日(金) 美化薬膳173

 

今日はローストポークのご紹介です。

豚肉はビタミンB群が豊富でカラダを潤し、カラダを回復させる食べ物です。気や血が不足しているために肌が乾燥したり、便秘したりする方には特におススメです。

今日は豚もも肉の塊にハーブソルト、にんにく、オリーブオイルを塗りオーブンで焼きました。焼きたては最高です!

 

瀧 直実

 

 

 

5月31日(木) 美化薬膳172

 

今日は鮭とチーズのホイル焼きです。

鮭は胃を温め胃腸の機能を回復します。抗酸化作用のあるアスタキサンチンが豊富です。骨粗鬆症の予防にも良いので女性には特にうれしい食材です。

 

瀧 直実

 

 

 

5月30日(水) 美化薬膳171

 

今日はあおさのお味噌汁です。

あおさはβカロチンやナイアシンや食物繊維などが豊富で、薬膳ではカラダの熱などを冷ます働きがあります。腫れ物やむくみ、高血圧などに効果があります。香りも色もとても良いうえ、簡単に食べられますね。

 

瀧 直実

 

 

 

5月29日(火) 美化薬膳170

 

今日はサラダほうれん草とカッテージチーズのサラダです。

今日はサラダほうれん草を使いましたが、クレソンやルッコラ、春菊、ベビーリーフなど緑の野菜なら何でも合います。

中医学では緑の野菜は血を作ると言われ、造血作用や止血作用などがあると言われています。薬膳では皮膚や髪が乾燥する方、血色が悪い方、抜け毛が多い方などに向いています。

 

瀧 直実

 

 

 

5月28日(月) 美化薬膳169

 

今日は具だくさん素麺のご紹介です。

蒸し暑くなってくると素麺が食べたくなります。暑いと食欲が落ちて素麺だけで終わらせてしまいがちですが、そんな時ほどちゃんと食べた方が気力も養われます。

具材にはさっと炒めた豚肉を少し甘めの生姜醤油で味付けして、食べやすく切った生野菜も添えます。そしてめんつゆには酢やレモンなど少し酸味を加え、クエン酸パワーで蒸し暑い日の重だるい疲れをとりましょう。

 

上村 佳子

 

 

 

5月27日(日) 美化薬膳168

 

今日は桜えびと水菜のチャーハンです。

以前仕事で水菜を使ったチャーハンを知りました。私は水菜を炒める感覚があまりなかったのですが、チャーハンのできあがりに刻んだ水菜を加えてサッと炒めると、かさ増しにもなりご飯の量を減らすことができます。食感もシャキシャキと美味しいチャーハンになります。水菜の旬は冬ですが、最近はハウス栽培もあるので、通年手に入るようになりました。ビタミンC

が多く含まれているので、紫外線が強いこれからの時期に必要な食材ですね。

 

上村 佳子

 

 

 

5月26日(土) 美化薬膳167

 

今日は新じゃがのもろみ煮です。

昨年しろたまり醤油を作り、その際のもろみを冷凍保存し調味料として使っています。このもろみは、小麦麹と塩からできたものです。もろみの麹菌には、消化を促して腸内環境を整える働きがあり、じゃがいもにも胃腸の働きを調和させる効能があります。胃や腸内の機能が増すと気血も生み出され、女性は美肌、美髪、元気アップにつながりますね。またもろみは旨みアップにもなるので、深みのある味わいの煮物ができます。

 

上村 佳子

 

 

 

5月25日(金) 美化薬膳166

 

今日はウドとサバの水煮缶の煮物です。

山形から大きなウドが届きました。関東より春が遅いので、私にとってはもう一度春が来たみたいな気持ちです。

ウドの効能は以前もお伝えしましたが、のぼせ、めまい、足腰の弱り、耳鳴りなど年齢的な弱りに効果があります。

せっせと食べようと思います!(^^)!

 

瀧 直実

 

 

 

5月24日(木) 美化薬膳165

 

今日は豚薄切り肉の簡単さっぱり酢豚をご紹介します。

片栗粉をまぶしてさっと焼いたお肉と炒めた野菜を合わせ、酢+めんつゆ+ケチャップ+水溶き片栗粉の合わせ調味料で味付けするだけです。お酢は先日ご紹介した『クコの実と昆布入りのお酢』です。使う時はクコの実も一緒に食べることもできるので、お得なお酢ですね☆彡

 

瀧 直実

 

 

 

5月23日(水) 美化薬膳164

 

今日は牛肉のレモンナンプラーソース パクチー添えです。

私はパクチーが大好きなので色々なお料理に使います。

パクチーはカラダを温めて肺と胃に働きかけます。効能は汗を出してカラダの熱やはしかなどの毒素を外に出す作用や、湿の邪気によって消化機能の働きが弱り、それによって起こる食欲不振や消化不良をスッキリさせる作用があります。湿気の多い梅雨時期の蒸し暑さで食欲が落ちてしまう時は、ますますパクチーが恋しくなります。

 

上村 佳子

 

 

 

5月22日(火) 美化薬膳163

 

今日はメカジキのアボガドとトマト和えです。

メカジキはカジキマグロ、マカジキと同じカジキ類になります。よくカジキマグロと言いますがマグロとは違います。

カジキ類はカラダを温めて気の流れをコントロールしたり、血を保存して筋肉などに働きかける肝の機能を高めます。

鬱々とした気分の時や高血圧、肩こり、耳鳴りなどに効果があります。

今日は下味をつけてメカジキをソテーし、アボガドとトマトをクレイジーソルトとレモン、オリーブオイルで味付けし、仕上げにバジルを加えました。

 

上村 佳子

 

 

 

5月21日(月) 美化薬膳162

 

今日は手づくりアジのつみれ汁のご紹介です。

最近アジが安くなってきたので、ついつい買ってしまいます。

三枚おろしにしたアジを包丁でたたき、生姜、塩、片栗粉を加えただけのつみれです。吸い口には白髪葱、大葉、陳皮を添えます。

5月は自律神経が乱れがちになり、気が滞り、ストレスも溜まりやすくなります。積極的に気を巡らせる香りの食材をとりましょう。

 

上村 佳子

 

 

 

5月20日(日) 美化薬膳161

 

今日はえのき茸の梅干し出汁煮です。

室町時代から作られていた梅干しとお酒を煮詰めて作った煎り酒という調味料がありますが、それをヒントに梅干し一粒と出汁1/2カップでえのき茸1袋を煮て、薄口醤油少々で味付けをした料理です。副菜にもお酒の肴にもなります。出汁があれば5分もかからず完成です。

梅の効能は、カラダの水液を生み出して喉の調子を整えます。えのき茸は、痰をとかし切る作用があるので、喉の不調の時には特にこのメニューはいいですよ。

 

上村 佳子

 

 

 

5月19日(土) 美化薬膳160

 

今日はオクラのお浸しです。

切った時に星の形になるのがかわいいオクラですが、今日は丸ごとお浸しにしました。

オクラはお腹の調子を整えて食欲不振や便秘などに効果があります。

 

瀧 直実

 

 

 

5月18日(金) 美化薬膳159

 

今日は豚肉のソテー レモン生クリームソースをご紹介します。

豚肉はカラダに必要な精、血、津液(しんえき)などの陰液(いんえき)を補いカラダを滋養します。そしてレモンも津液を生み出し、喉の渇きや口の渇きに効果があります。レモン汁とバターや生クリームを合わせると、フレッシュなチーズのような味になります。酸味が爽やかでとても美味しいソースになります。このソースはきのこやお魚と合わせても美味しいです。

 

瀧 直実

 

 

 

5月17日(木) 美化薬膳158

 

今日はクコの実とダシ昆布入り酢のご紹介です。

お友達がレーズンと昆布入りのお酢を作っていると聞いたので、私はクコの実を入れてみました。漬けてから一週間くらいしたら、まろやかになってきます。南蛮漬けや酢豚やピクルス、ドレッシングなどに使えそうだなあと、今から楽しみです。

以前ご紹介した『クコの実のレモン汁漬け』も大好評で、たくさんの方のお家の冷蔵庫に常備されているようです。

 

瀧 直実

 

 

 

5月16日(水) 美化薬膳157

 

今日はたまごサラダです。

ゆで卵にキュウリや玉葱など好きな具材を入れて、マヨネーズで和えるだけです。

卵はタンパク質、ビタミン豊富な完全食品です。

薬膳では、白身はカラダの熱を冷まして余分な水分を出し、黄身は血を養い、お腹の働きを良くします。面白いですね。

 

瀧 直実

 

 

 

5月15日(火) 美化薬膳156

 

今日はあさりとトマトの酒蒸しです。

あさりはカラダにこもった余分な熱を冷まします。その上、余分な水分を尿として出しやすくする働きもあります。

精神を落ち着かせる効果もあるので、入学や入社などで環境が変わる春のストレスなどには、ピッタリの食材です。

 

瀧 直実

 

 

 

5月14日(月) 美化薬膳155

 

今日は簡単デザート、りんご🍎のシャーベットです。

先日仕事で、りんご煮の差し入れがありました。作り置きしたりんご煮を冷凍していたとのことでしたが、私もりんご煮はよく作っていたのですが、冷凍にしたことはありませんでした。少し溶けたくらいが、りんごシャーベットのようでとても美味しかったので、早速作ってたくさん冷凍しました。

りんごは胃の状態を良くして、カラダに必要な水分を生み出します。

同じ効能プラス暑さによる症状を緩和するレモン汁を少しかければ、汗をかき過ぎた時にちょうど良いデザートになります。

 

上村 佳子

 

 

 

5月13日(日) 美化薬膳154

 

今日はトマトの生姜醤油オリーブオイル和えのご紹介です。

トマトは旨み成分グルタミン酸が豊富なので、グルタミン酸、アミノ酸が豊富な醤油とも相性がいい組み合わせです。

トマトは食べ過ぎると胃を冷やすので、温める作用の生姜と、一緒に食べると栄養効果が高まるオリーブオイルも加えていただきます。醤油は薄口を使いました。旨み成分が発揮されて、シンプルな味付けですが美味しいですよ。

 

上村 佳子

 

 

 

5月12日(土) 美化薬膳153

 

今日は焼き茄子の白味噌ドレッシングがけです。

茄子がみずみずしく美味しい時期になってきました。色々なメニュー、味、調理法で生でも加熱しても美味しい食材です。

ただ茄子はカラダを冷やすので、冷え性の人は葱、生姜、にんにく、香菜などカラダを温める食材を一緒に食べましょう。

今回は九条葱、白味噌でカラダを温めています。

 

上村 佳子

 

 

 

5月11日(金) 美化薬膳152

 

今日はアジの三色揚げです。

アジの旬は5月から7月。これから美味しいアジが並びます。

アジはカラダを温める性質です。これからの暑い季節、冷房によって冷え性の人は、やる気が出なかったり食欲不振になったりとつらい時期です。アジは特に胃を温め、疲労倦怠感にも効果があります。是非、アジのお料理を試してみてください。今回は三枚におろしたアジを一口大に切り、衣にごまと青のりをつけ、揚げ焼きしました。ごまの香ばしい香りと青のりの香りに箸がすすみます。

 

上村 佳子  

 

 

 

5月10日(木) 美化薬膳151

 

今日は牛薄切り肉のチンジャオロース風です。

先日、生徒さんに頂いたタケノコを炒めもの用に少し冷凍していたので、タケノコとパプリカも入れて作りました。

牛肉はカルニチンや亜鉛など豊富で、薬膳では気血を補い疲労回復にピッタリです。新学期、新年度など、気力、体力を使うこの時期は、しっかり食べてくださいね。

 

瀧 直実

 

 

 

5月9日(水) 美化薬膳150

 

今日はほうれん草とクコの実のごま和えです。

このレシピは私の先生に教わったもので、簡単で美味しくて女性にピッタリのお料理です。

ほうれん草は鉄分や葉酸が豊富で、薬膳では養血や乾燥を潤す働きなどがあります。さらにクコの実や黒ごまは、アンチエイジングのエース食材です。この3つが揃うと簡単なのに最強メニューになります。

 

瀧 直実

 

 

 

5月8日(火) 美化薬膳149

 

今日はきゅうりとトマトとワカメの中華味!です。

最近はだんだんと気温が上がり、さっぱり味が食べたいと思う日が増えました。冷蔵庫にあるものを冷やし中華の味付けにしました。

きゅうりはカラダの熱を冷まし、尿の出をよくします。トマトもワカメもカラダを冷やすので、暑い日やカラダに熱がこもっているような時にはピッタリですね。

 

瀧 直実

 

 

 

5月7日(月) 美化薬膳148

 

今日は豚肉ときのこのバターポン酢炒めです。

きのこは食物繊維やナイアシンが豊富です。今日使ったえのき茸には、痰をとったり便秘を解消したりする効果があり、しめじは血を補い肌荒れや貧血に効果があります。バター、ポン酢、みりん、醤油で味付けしました。ご飯にピッタリの味です。

 

瀧 直実

 

 

 

5月6日(日) 美化薬膳147

 

今日は新玉葱の丸ごとスープです。

玉葱は辛みがありますが、春の玉葱は甘みもあり、この時期だけのお楽しみです。余さず頂きたいので丸ごと食べます☆彡

玉葱は胃腸を健やかにして胃腸の気を巡らせます。

 

瀧 直実

 

 

 

5月5日(土) 美化薬膳146

 

今日はトマトとモッツァレラチーズのカプレーゼです。

トマトは甘酸っぱい味がカラダの渇きを癒し胃腸を健やかにするので、食べ過ぎなどに効果があります。今はフルーツのような甘いトマトがたくさん出ていますが、子どもの頃食べた青くさいようなトマトが懐かしいです。

トマトはカラダを冷やしやすいので、お腹が冷えやすい方は食べ過ぎないようにしてくださいね。

 

瀧 直実

 

 

 

5月4日(金) 美化薬膳145

 

今日は人参とレーズンとクルミのサラダです。

人参は胃腸や肝に働きかけます。目にも良い、お腹にも良い、喉の痛みにも良いと優秀な食材です。

多めに作り、食べる直前にオリーブ油やえごま油などをかけていただきます。油が酸化しないように、作り置きする場合は油を混ぜずに冷蔵庫に入れると良いでしょう。

 

瀧 直実

 

 

 

5月3日(木) 美化薬膳144

 

今日はおからの蒸しパンです。

おからは豆腐を作る過程で豆乳を絞ったときのかすですが、食物繊維が豊富な優秀な食材です。

今日は卵と合わせて蒸しパンにしました。卵はカラダを滋養し乾いたカラダに潤いを与えてくれます。野菜やベーコンなどを入れると、ご飯パンになりますよ。

 

瀧 直実

 

 

 

5月2日(水) 美化薬膳143

 

今日は穴子の天ぷらです。

釣りをする知人から毎年、江戸前穴子が届きます。釣ってすぐ、きれいに処理をして送ってくれるので全く臭みがありません。

穴子は気血を補い、肝の機能を正常にします。肝に負担のかかる春の時期、穴子を食べるといいですね。

今日は穴子にこごみ、アスパラを天ぷらにしました。骨も届いたので、骨せんべいも作りました。女性に必要なカルシウムは骨せんべいなどで摂取するのもいいですね!

 

上村 佳子

 

 

 

5月1日(火) 美化薬膳142

 

今日は簡単鶏飯のご紹介です。

鶏飯は鹿児島県奄美群島で作られる郷土料理です。暑くなってくるとなんだか食べたくなります。

鶏飯には気を補う食材が入ります。やはり暑い地域のお料理は、暑さに負けないように気を養う食材が使われていますね。そして気を巡らせる陳皮(奄美ではタンカンなどの皮を使う)も入ります。まさしく薬膳の一品です。

我が家の簡単鶏飯は、鶏ササミでスープをとり具材にします。干し椎茸も時間がない時は、生椎茸を甘辛く煮ます。そして錦糸卵、青葱を添えます。

 

上村 佳子

 

 

 

4月30日(月) 美化薬膳141

 

今日はチキンステーキのレモンバターソースをご紹介します。

最近、国内産のレモンをたくさん見かけるようになりました。レモンの旬は4月~6月。今が旬です。

レモンはカラダの熱を冷まし、空咳や痰を取り除く働きがあります。今日のソースは果汁と皮の両方を使っていますが、皮は気の巡りも良くするので、環境が変わりやすい春のストレスにピッタリです。

 

瀧 直実

 

 

 

4月29日(日) 美化薬膳140

 

今日は豆腐と大葉の豚肉巻きです。

お豆腐のボリュームで食べごたえのある一品です。

豆腐や豚肉はカラダに潤いを与えます。動物性、植物性の両方のタンパク質を一緒に摂ることができますね。春は強い風や花粉症の影響で、肌が乾燥しやすくなります。そんな日はこんなメニューにしてみてはいかがですか。

 

瀧 直実

 

 

 

4月28日(土) 美化薬膳139

 

今日はレンチン茄子の薬味乗せです。

茄子は縦半分に切り、ひとつずつラップにくるんで1分20秒レンジでチン♬

みょうがや大葉、葱や生姜など、お好みの薬味を乗せていただきます。レモン汁を加えたポン酢などにすると、春の五臓「肝」に入りやすいと言われる酸味を取り入れることもできます。適度な酸味は春らしい味ですね。

 

瀧 直実